07.新たな出会い
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今日は恵利華が入院中の為、3人で学校である。
恵利華の分のノートはなぜか違うクラスの真由美が取り、授業が無事終わりクラブ活動の時間になった。
真由美「恵利華がいないのでっ副部長の真由美が仕切らせて頂きますっ!」
和恵「できるの?」
真由美「ううっ」
芥川「真由美ちゃん?」
真由美「奈央ー」
奈央「ほら、仕切ってみんちゃい!」
真由美「え…!?えーと…えーとっ」
奈央/和恵「「………。」」
芥川/向日「「………。」」
真由美「うっ…」
向日「アハハハ!!面白ぇー」
和恵「ウケるし」
芥川「真由美ちゃん、面白いC~」
跡部「…何騒いでやがる」
真由美「跡部っ早く練習メニュー決めてよっ!」
跡部「アーン?」
馴れ合いを好まない氷帝学園にとってはコートで笑い合うという事は、珍しい事であった。
そして、相変わらず真由美をいじめる和恵と奈央。
いつもより酷いのは気のせいではない。
宍戸「なんで真由美が副部長なんだ?」
鳳「わかりませんね」
その様子をみていた宍戸が思わず尋ねた。
和恵「あー…みんな知らないんだ。」
鳳「何をですか?」
奈央「真由美はコートに立つと性格変わるけぇ!」
「「「(真由美が!?)」」」
和ましい雰囲気を出してる真由美に、考えられないプレイスタイル。
日吉「そう言えば先輩達がテニスしてる所…みたことないですね」
跡部「恵利華がテニスしたがってたからな…あいつが退院したらさせてやる。」
真由美「(昨日連絡取ってたんだ…)」
だからメールが返ってこなかったのか、と真由美。
跡部「今日の部活はここまでだ」
昨日の電話でまだ少し眠そうな跡部だが、そんな素振りを見せないように振る舞っていた。
クラブの帰り道、
和恵が急に口を開いた。
和恵「…立海に行きたい。」
奈央「っ!行きたい行きたい」
真由美「え!?お見舞いは!?」
和恵「その口実で行くんだって!だってめったにないよ~?こんな事!ついでに恵利華のお見舞いも行ったらいーじゃん」
真由美/奈央「「ついでって言うな!」」
和恵「真由美だって行きたいでしょ~??」
真由美「い…行きたいけど…」
和恵「よし!じゃあ、明日の部活休んで行くべ」
真由美「(遠いから、2つ同時にできないよね…)休んだらって……恵利華にバレたら…」
奈央「…サボったってバレたら、グラウンド走らされる確立?」
真由美/和恵「「100%」」
和恵「やっぱり内緒で!!」
真由美「えっ!?」
奈央「しかたないじゃろ~!それに携帯誰とも番号交換しとらんから、呼び出される心配なくて好都合じゃけぇ」
和恵「1つ知らん番号入ってるけど……ま、いっか!行くか立海!!」
真由美「う……」
あまり乗り気でない真由美。
恵利華に隠れて部活をサボる事が引っかかっている。
奈央「良いデータがとれそうじゃ」
真由美「データ………あ!偵察?」
和恵「そう!偵察よ~偵察!(本当はクラブサボりたいだけだけど~)」
真由美「それなら……行ってみよっか!」
奈央/和恵「「おー!」」
偵察という言葉に騙され、真由美が承諾すると和恵がニヤっと笑みを浮かべた。
奈央「(さすが氷帝の小悪魔じゃけぇ)」
1人関心する奈央。
こうして3人は明日立海に行くことにした。