60.黄金バナナペア
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真由美「お疲れ様!」
あっという間に試合が終わり、力をつけてきたクラブメイトに一安心だ。
忍足「せっかく跡部からシングルス1の座を奪ったのに、出番なかったな」
真由美「ふふふ、お疲れ様」
忍足にドリンクを渡す真由美。
そんな仲睦まじい様子を横目でチラチラと気にする向日。
奈央「そーいや、ウチの恵利華は?」
和恵「うちのって……」
御構いなしに恵利華と叫ぶ奈央。
和恵「げっ!キングもいないし!」
また!?と辺りを見回すも、やはり姿は見えない。
真由美「う~ん……あ、もしかして、この後の試合、青学の3回戦」
真由美は青学の試合を観戦していた恵利華の様子を思い出す。
奈央「そこに居る確率…「「120%」」」
真由美「す…凄いハモり様だね」
日吉「あの人は単純ですからね。急ぎましょう!」
向日「ちょ…日吉~」
真由美「(青学…か。)」
和恵「どうした~?」
真由美「いや、なんでもないよ」
手塚「話とはなんだ?試合前だ。手短に願おう。」
千歳「数十年前に1人だけ『天衣無縫の極み』ば、開いた人物……」
手塚「!」
千歳「アンタんとこの超一年生、越前リョーマの父……元テニスプレーヤー越前南次郎、またの名をサムライ南次郎たい。そいでアンタは……その息子である越前リョーマに期待しとっとじゃなかとや?」
手塚「話はそれだけか?失礼させてもらう。」
千歳「噂で聞いたば、信かわからんばい......その越前南次郎を相手に4ゲームば奪った氷帝の......」
手塚「(恵利華か…)」
千歳「本気じゃなかと…ばい。」
手塚「!?」
恵利華「あなた……」
2人の話を目を丸くして聞く恵利華
跡部「(越前と手塚が話してるのを聞いていた奴がいるか)」
千歳「(これが氷帝の姫……確か3秒目合わすと石になるって言う)」
恵利華「今から試合でしょ?さっき両チーム共オーダー発表してたよ?」
「「!」」
目は合ってないけど、固まった2人だった。
跡部「行くぞ。」
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『これより青春学園VS四天宝寺の試合を開始いたします』
桃城「氷帝……余裕っスね。3回戦パーフェクトゲームで観戦ッスか」
越前「!」
目が合い、ニコニコと手を振る恵利華。
すると越前は視線を反らした。
向日「恵利華…眉間に皺がよってるぜ?」
恵利華「何でもない。」
『第1試合、S3 不二周助VS白石蔵ノ介』
真由美「(不二くん、どこまで伸びたかな?)」
『パァァン』
奈央「両コーナーぎりぎりを狙いわけたショット。そしてローボレーで相手を崩し、ネットにすかさず詰めてフィニッシュ」
恵利華「随分基本に忠実なプレイだね。」
不二「その打球…消えるよ」
白石「!………ほっ!」
『パァァン』
『トン』
和恵「ドロップショット!あれ?不二さっきのお返し?」
白石「負けん気……強いんやな、不二」
不二「!」
『ヒュン』
『0-30』