59.戦線布告
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和恵「(凛達があんなテニスをするなんて……)」
辻本「裕次郎さん達があんなテニスをするなんて……」
和恵「へ?」
辻本「はっ!和恵さん!?私観ていられなくて、つい……」
同じ場所に居た2人。
辻本「試合観に来ないでってこういう事だったんですよね……。裕次郎さんもこんなテニスをするんでしょうか」
和恵「まだ観てないからわからんけど……」
和恵が何かを思い出したようにもしかして、と呟いた。
辻本「私、悲しいです。どんな顔して試合を観ればいいのか」
彩夏、と和恵が肩に手を置いた。
和恵「うち…テニス始めたの中学の頃なの。」
辻本「は、はい……」
和恵「みんなは、きっと小さい頃からやってると思うんだよね」
辻本「そう……ですよね、きっと」
和恵「だから、それだけ、テニスへの思いが強い」
辻本「テニスへの思い?」
和恵「真由美が赤也と試合した後に言ってた。『それだけテニスが好きなんじゃない』って。…だからうちは、そう思う事にする!」
辻本「和恵さん……」
和恵「早く行かないと、比嘉中の試合終わっちゃう!」
辻本「は、はい…!」
平古場「『ハブ』」
『パァァン』
『シュルシュルシュルシュル……』
奈央「タカさん…『波動球』打てないね。」
忍足「それどころか…不二も『縮地法』で『羆落とし』もあっさり返されとるしなぁ…」
真由美「でも、青学……」
跡部「あぁ。巻き返してきやがったな。」
不二「その打球…消えるよ。」
『ゲーム青学3-4』
和恵「り―ん!」
平古場「和恵…!」
和恵「頑張れー!負けるな~!!」
辻本「頑張れー!負ないでください~!!」
甲斐「彩夏……!」
奈央「あ、和恵いつの間に。比嘉中応援席に」
手をブンブン振りながら応援する和恵と彩夏。
芥川「和恵ちゃん嬉しそうだC~♪」
真由美「そうだね、楽しそう」
恵利華「むにゃ…?」
真由美「あ、恵利華おはよう」
恵利華「あ、また寝ちゃった。ごめんなさい」
跡部「あぁ」
恵利華「(試合、盛り上がってる……)」
『パァァン』
『パァァン』
知念「はぁぁあ!」
『ドッ』
河村「ガッデム浅いか」
『ポーン…』
平古場「貰った!」
早乙女「…殺れ。」
不二「(しまった…!あの時と同じ――――
…間に合え…)」
『タタタタタタ......』
平古場「………。
そこにいろぉお!」
『ドシュ』