59.戦線布告
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59.戦線布告
『続いてD2の試合を行います。選手は前へ』
和恵「!」
鳳「!どうしたんですか?和恵さん、俺の後ろに隠れて……」
和恵「まぁ気にするな!(長太郎でかいからね~)」
鳳「(すっっごく気になるんですけど…近いし)」
和恵「(凛に試合観るなって言われたから、一応隠れとかないと)」
奈央「何やっとんじゃ?和恵」
コソコソと長太郎の後ろで試合を気にする和恵に、奈央は不思議そうに見ていた。
真由美「あ、つぐみちゃん達!」
辻本「(うわ、観客が凄いのはきっとマネージャーの影響だよね……)」
和恵が隠れてもあまり意味がなかった。
奈央「ダブルスは、知念・平古場ペア対不二・河村ペアか」
鳳「ダブルス、ですね」
宍戸「ダブルス…….」
恵利華「ふぁ~あ……」
向日「おい!恵利華あくびすんなよ!」
『コト……』
跡部「っ!」
横にいた跡部の肩に体重を預ける
日吉「恵利華さんそこで寝ないでください」
真由美「場所の問題!?」
恵利華は跡部に寄りかかり、うたた寝をはじめてしまった。
和恵「(うわー……幸村の病院行った時を思い出すわ)」
辻本「(この2人……ど、どうなってるのかな…あれから進展とか……)」
聞くに聞けない辻本だった。
跡部「まぁ疲れたんだろ。」
宍戸「試合したのは俺らだけどな」
真由美「ごめんね、恵利華ダブルスの試合はいつもこうでプロの試合観に行った時もウトウトしてたから……」
代わりに謝る真由美だが、きっと跡部は意に介してもいないだろう。
そして試合が始まった。