57.全国に向けて
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宍戸「はぁ、はぁっ」
鳳「っ」
奈央「うっ」
和恵「……(しんどー)」
地面に体を預ける3人と、膝に手をつく和恵。
日吉「ちょっ!先輩達やりすぎじゃないですか?」
跡部「おい、ほどほどにし……」
止めに入るも4人の目を見て無駄だと悟った。
奈央「まだまだまだまだじゃ!」
和恵「うち、疲れた……」
汗を拭う和恵に恵利華がタオルを渡す。
恵利華「シンクロ、できた?」
和恵「ぎゃ!」
急いでコートに戻る和恵
奈央「シンクロ……!」
和恵「シンクロ!」
恵利華「……あら」
2人の周りが再び白く覆われる。
日吉「これが……シンクロ……!」
宍戸「(やっぱり読めねぇ!)」
鳳「(返せない……!)」
跡部「…………」
そしてあっと言う間にラリーが終わった。
和恵「あんた達も恵利華に罵られたらいいさ!」
鳳「恵利華さん!お願いします!」
恵利華「え……」
真由美「(何があったんだろう?)」
真由美達もいつの間にか戻ってきた。
榊「集合だ!」
跡部「明日からいよいよ全国大会だ」
芥川「俺、もうワクワクしてきた♪」
恵利華「私もー♪」
忍足「姫さん出えへんやろ」
向日「恵利華…どうしたんだ?」
和恵「先生、勿論優勝したら…」
榊「………。どこか食べに行こう。」
恵利華「私お肉がいー♪」
「「え?」」
お肉、その言葉に反応したダブルス4人
真由美「私も」
奈央「真由美まで!?」
恵利華「え…ダメ?」
奈央「……焼肉で」
「「おい」」
奈央はあの悪夢を忘れたのだろうか。
跡部「明日、試合はないが他校の試合をみる」
恵利華「確か比嘉中もでるよね?」
和恵「おおー!凛達!」
芥川「和恵ちゃんは渡さないCー!」
「「えっ!?」」
芥川に視線が集まった。
和恵「ジロー、凛達悪いやつじゃないよ?そりゃちょっとひねくれてるけどさっ」
「「(そして和恵は意外と鈍い)」」
跡部はひとつ咳払いをした。
跡部「俺達が狙うのは優勝のみだ」
その言葉にもちろんと頷く恵利華。
真由美「いよいよだぁ…!」
奈央「みんなで頑張ろう!長い戦いだけど!」
和恵「乗りきれるよね!皆となら!!」
跡部「よし、いいな?」
恵利華「せぇ~のっ」
「「勝つのは氷帝ぃい!」」