53.ミクスドダブルス
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真由美「……」
向日「恵利華…ついに…言っちまったな」
和恵「ウケる~♪真田は言わないだろうね~」
忍足「天変地異やわ」
宍戸「あいつら…マッチポイントだと言うのに…最後に何やらかす気だ?」
恵利華「(さて…どうやってロブを誘おうかな。まずは…)はぁぁああ!」
『パァァン』
原「…っ…!」
『パァァン』
恵利華「(ビンゴ。…この子中学からだね、テニス始めたの。バックが苦手。次はもっと強烈な打球を…)景吾くん」
跡部「任せろ…!はぁぁああ!!」
『パァァン』
原「くっ…!」
真由美「ロブが上がった…!」
忍足「『破滅への輪舞曲』か!ダブルスやで
?」
奈央「どっちのラケット弾くの!?まさか…」
跡部「くらえっ!」
『バコーン』
真田「くっ……」
『カランカランカラン…』
和恵「真田のラケット弾いた!」
向日「いけぇえ跡部!決めちまえ!」
忍足「跡部飛んでへんやん!?」
跡部「いけ…恵利華」
『パチンッ』
恵利華「『桃色スマッシュッ』」
『バコーン』
真田「くう…!」
原「真田さん!私が…!はぁぁああ!!」
『パァァン』
跡部/恵利華「「(ニヤッ)」」
原「!?」
跡部「行くぞ!恵利華!」
恵利華「はい!」
原「(2人が飛んだ…!…どっちだ!?)」
「「『破滅へのタンゴ』」」
真由美「やったぁあ」
奈央「恵利華~!」
和恵「わー真田に勝ったー!すげぇ!」
恵利華「ありがとう」
『ふわっ』
恵利華「わっ」
跡部「よくやったじゃねーか、恵利華。俺達が日本一だ」
恵利華「ありがとう。でも…降ろして…?」
恵利華を天に向かって持ち上げる跡部。
跡部「俺がお前を眺めの良い場所に連れてってやるって言ったろ!」
奈央「跡部!恵利華降ろせっ!」
和恵「よーし、こちょばしてやるー♪」
真由美「ふふふっ」
『コチョコチョコチョ』
跡部「おいや…やめろ…」
恵利華「わわわわ…グラグラするー」
跡部が腕の力を抜いた。
『ドンッ』
恵利華「…っ…!あれ…痛くない…あ。」
下には跡部がいた。
跡部「ったく…」
忍足「2人共…はよ起きんかい。物凄い注目浴びてるで」
跡部「フッ、俺様は構わねぇ」
奈央「恵利華が構うけぇ!ねぇ!恵利華っ」
恵利華「景吾くんの決め台詞を言った時点である程度は覚悟していたわ」
向日「ははは!まぁ、優勝できてよかったな!」
『皆が居たから勝てたんだよ』
なんて言葉にしなくても
この勝利を分かち合える仲間が目の前に居る。
恵利華「心で、か。ダブルスもいいね。たまには」
奈央「たまにはかーい!」
舌を出して笑う恵利華だった。
To be continued......