53.ミクスドダブルス
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
真田「やるな、跡部。とっさに恵利華をかばうとは…」
跡部「テメーは女も見境なしかよ。」
恵利華「私は大丈夫だよ、ダブルスなんだから。」
跡部「ふっ、頼もしいじゃねーか。」
原「真田さん、あれを。」
真田「うむ。」
恵利華「……。」
『パァァン』
『パァァン』
ダブルス…少しづつだけどわかってきた気がする。
恵利華「……」
『ヒョイ』
跡部「はぁあ!」
『パァァン』
みんなのお陰で!
宍戸「だいぶ様になってきたじゃねーか。」
和恵「うち試合したくなってきた!」
忍足「今の避けたんは小悪魔ちゃんの動きやもんな~」
和恵「あれは、避けたんじゃない!任せた!って事さ♪」
奈央「いや~和恵の場合は避けたじゃけぇ」
和恵「まだまだだね~」
真由美「
真田「行くぞ!」
原「はい!!」
「「『白刃一閃』」」
『バコーン』
跡部「な…なんだ!?」
タタタタタタタ……
恵利華「任せて……はぁぁああ」
『バコーン』
真田「な!?」
原「あれを…返した…何故だ!?」
恵利華「時間がかかったけど、やっと解ったよ。」
そう。
ダブルスって1人でラリーしてるんじゃない。
打つのは1人だけど、2人の思いを乗せて…
原「今のだって…2人で…」
恵利華「私は今のは2人の思いだけで打ったんじゃないよ。…ほら。」
奈央「さすがウチの恵利華~♪」
真由美「ちょ!試合中に恵利華に話かけると怒られ……」
恵利華「ふふっ」
和恵「天変地異だ…。笑った…」
忍足「姫さんの顔付き変わったわ…それにしてもマッチポイントか…」
向日「今度こそ……あ、油断するなだったよな」
真由美「そうそう!」
和恵「うちクラッカー持ってきた。」
宍戸「パーティかよ」
原「……」
跡部「チッ…これじゃあ、俺様の見せ場がねーじゃねーか。恵利華、耳貸せ。」
恵利華「え?」
鳳「…何か話してますね。」
忍足「まさか…跡部調子に乗って姫さんにデートとか誘ってないやろな。」
奈央「和恵、クラッカー貸して。ぶっぱなす」
真由美「そんな事したら真田の風林火山がとんでくるよ!」
奈央「その時は亮が…「無茶言うなラケットねぇぞ」…酷い!ウチの扱い酷い」
日吉「煩いです。聞こえないじゃないですか。」
「「………。」」
和恵「え…こんな離れたとこから内緒話聞こうとしてるの!?」
鳳「日吉、頑張っても聞こえないと思うよ…?」
日吉「フンッ」
恵利華「…面白そう。」
跡部「だろ?行くぜ!」
『パチンっ』
「「俺達の美技に…酔いな!」」