53.ミクスドダブルス
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跡部と恵利華がアップから戻ってきて、忍足と和恵は跡部を呼び出した。
和恵「準決勝、どうだった?」
跡部「アーン?楽勝じゃねーか。なぁ、忍足?」
忍足「…あほ、姫さんの汗の量みたか?」
跡部「…何が言いてぇんだ?」
和恵「恵利華はアンタに体力で負けてから、ずっと体力強化の朝練してきた。(真由美情報だけど。)その恵利華が、かなり体力を消耗してる。」
跡部「………。」
忍足「練習だって、シングルスばっかやっとった。全部…全国の…俺らの為や。」
跡部「わかっている。ミクスドの練習が全然できてねぇことくらい。」
和恵「今まで恵利華はずっと1人で試合してきた。だからボールが来たら全部自分がって…跡部が全国控えてるのもあるし。でも、その習慣はちょっとの事じゃなおらないよ?」
忍足「まぁ、跡部はわかってると思うけど……」
跡部「あぁ。(俺は…テニスでアイツに何かしてやれたか…?)」
和恵「ダブルスは甘くないよ!コンビネーションが命!ね、オッシー!」
忍足「せやな。まぁ俺らの分まで優勝して貰わんとな」
跡部「あぁ。」
奈央「恵利華、次の対戦相手、真田ペア」
恵利華「一筋縄じゃいかないわね」
奈央「うん、顔が怖かったけぇ」
宍戸「そりゃ関係ねーだろ」
関係あるし!と反論する奈央と苦笑いを浮かべる恵利華。
恵利華「奈央、私達のダブルスどう感じる?」
奈央「今の恵利華はシングルスをしてるだけだと思う。」
恵利華「シングルス……」
奈央「ラインと跡部の位置ばっか気にして、いつもの楽しそうにテニスしてる様子がない。…ウチ、恵利華がテニスしてる時好きなのに!真由美も和恵もそうだと思うよ!」
恵利華「そうだね。頼るってそう言っても……体が」
奈央「言葉じゃなくて…心で頼ってみんちゃい!」
恵利華「こころ?」
奈央「そう!確かに恵利華は強いから…自分がとらなきゃ!って思うのは良くわかるよ。体が無意識の内に反応してる。」
恵利華「無意識…」
奈央「大丈夫!言葉にしなくてもわかる事って世の中ありふれてるんじゃけぇ♪」
恵利華「ふふ、ありがとう。大丈夫、私頼ってるのかはわからないけど……信じてるから。」
奈央「いいって事よ!ダテに和恵とダブルス組んでないけん。ほら、行ってきんちゃい!跡部が待ってるよ」
恵利華「じゃあパートナーの元に戻ろうかな。ありがと!」
宍戸「心……か」
奈央「それがウチらの
宍戸「