06.氷帝四天王誕生
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【屋上】
「来たわね」
リーダー格の女の子が腕組をし、待ち構えていた。
奈央「(…50人くらい?)…こんな人数でお出迎え?随分な数じゃのう」
女子生徒たちを見て奈央が微笑んだ。
和恵は睨み、真由美は少し震えていた。
「単刀直入に言わなくても…わかっていらっしゃるわよね?」
真由美「…認めてはくれないの?」
「認める?何それ」
真由美「私達を、マネージャーとして!」
女の顔が歪んだ。
「だから……そのマネージャーやめろって言ってるんだよ!!」
和恵「なんで?」
呆気にとられたように和恵が返す。
「目障りだからよ!!」
奈央「目障り…?」
理不尽な言動に奈央の我慢は限界に達していた。
奈央「俺らからしたらコートの外から聞こえてくるあんた等の声が耳障りなんじゃけど?」
和恵「奈央っ!」
女子生徒達の目つきが変わった。
真由美「…っ……」
「ちょっと可愛いって騒がれてるくらいで調子に乗るんじゃねーよ!!」
『パシンッ』
真由美「奈央!!」
和恵「奈央!!ちょっと!暴力ふるってただで済むと思ってるの!?」
「…そんなもの私のお父様に行ってお金でもみ消し「俺がてめぇらとその会社ごと潰してやろぉか!?ア"ーン!?」」
「「「あ…跡部様…これは」」」
鳳「いいですね。俺も協力しますよ。」
「「「鳳様…キャー」」」
和恵「キャーってなんだよ!!」
真由美「奈央ー」
奈央「だ…大丈夫。あんな奴らのパンチなんて」
宍戸「血が出てるじゃねーか!?大丈夫なわけねーだろ!!」
奈央「耳元で怒鳴らんで…、響くけ…」
宍戸が奈央を抱え、保健室に向かった。
和恵「あれ……!?」
芥川「どうしたの?和恵ちゃん。顔青いC~」
和恵「…ねぇ……恵利華は!?」
日吉「え?」
真由美「う……嘘……一緒じゃないの!?」
向日「一緒じゃねーけど……」
跡部「和恵、どういう事だ?お前らと一緒じゃなかったのか?」
和恵「跡部、うちらの事はいいから、早く恵利華を探して!!お願いだから!!」
跡部「樺地、そいつらの名前と学年は聞き出したな?」
樺地「ウス」
真由美「恵利華に何かあったら……許さないっ……」
鳳「真由美先輩大丈夫ですか?涙が……」
和恵「真由美……」