52.テニスを愛す少女
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宍戸「た、立ち入り禁止だぁ?」
樺地「ウス」
鳳「どうして......?」
樺地「大事な......話をしています」
向日「大事な話......?」
部室前にたまるレギュラー達。
樺地はドアの前に立っていた。
忍足「樺地が門番って事は中は......」
『ガチャ』
真由美「あ......」
向日「真由美!」
真由美「樺地くんありがとう。もう大丈夫......」
忍足「なんの話してたん?」
真由美「え......た、大した事はないよ!」
恵利華「侑ちゃん、あなた元カノどういう管理してるの?昨日、真由美が「わぁぁああ!!」」
忍足に詰め寄る恵利華を真由美が止めた。
忍足「昨日......なんかあったか?」
真由美「なんでもないの」
恵利華「............」
忍足「俺、姫さんにごっつ睨まれてるんやけど......」
あわわわわ!と真由美は恵利華を部室に入れた。
宍戸「おい!俺らはどこで着替えるんだよ!」
真由美「それなら私たちの方で......「ほう」」
真由美の後ろから聞き慣れた声が聞こえた。
奈央「真由美がウチらを売ったぞ和恵!」
和恵「真由美がみんなに着替えみられたらいいのに!」
真由美「もちろん2人が出てからの予定だったの!」
和恵「どーだか!」
奈央「まぁ、ウチは見られてもよかったんじゃけどね」
「「え」」
和恵「で、どうして跡部と恵利華を部室に閉じ込めてるの?」
真由美「あ......」
和恵「(さっきブン太から気になるLINE届いたけど、大丈夫かな......)」
奈央「和恵?亮達とダブルスしよう!」
和恵「あ、うん......」
いつものように練習が始まろうとしていた時......
「和恵せんぱ~~い」
和恵「え......あ、赤也!?」
奈央「なんで…?」
真由美「神奈川から…」
恵利華「切原くん…」
切原「和恵先輩!ちわ~ッス」
跡部「な…切原!?」
忍足「なんでこんなとこにおるねん」
切原「いや~…ちょっと手違いでここにきてしまったんスよ~」
和恵「手違いってあんた、今日練習試合だって聞いたけど?」
少し呆れて和恵が言った。
丸井からの連絡はこれだった。
切原「ま、まぁいいじゃないっスか!それより恵利華先輩、俺と試合してくれない?」
恵利華「試合......?」
跡部「あーん?お前、何勝手な事を「ダメー!」......真由美」
切原と恵利華の間に割って入った真由美。
切原「なんなの、あんた。ちょっと試合するだけだって言ってんじゃん」
真由美「恵利華は明日ミクスドの試合があるの!(切原くんと試合なんてさせられないよ!)」
真由美は切原の超攻撃的なテニスを知っていた。尚更切原と試合なんてさせられない。
和恵「赤也、あんまり「試合なら私がやるから!」......え」
向日「真由美!?」
真由美「言っても聞かないのは知ってる......。だから私が相手になる」
切原「不二さんを倒したアンタか......。まぁいっか。お手並み拝見といくか」
和恵「......。(真田に連絡しといた方がよさそうだなー)跡部」
跡部「あぁ、頼む」