06.氷帝四天王誕生
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放課後……
和恵「あれ…?恵利華は?」
奈央「お手洗いに行くって言ってたけぇ!……っ」
真由美「恵利華がいない方が……好都合よね?」
奈央「俺もそれ言おうとしてた。恵利華には夢があるけぇ…」
和恵「…だね。それに、恵利華を傷つけたら……責任取れんし!」
奈央「手だけは、出しちゃいけんよ?」
和恵「こっちが不利になる事はしないって!……真由美、大丈夫?」
真由美「う…うん」
一方、テニスコートでは…
跡部「………。」
忍足「お嬢さんら、遅いな」
芥川「和恵ちゃんいないと、練習する気にならないC~」
向日「遅れるなんて一言も言ってなかったよなー?」
宍戸「……あのよ、あいつら授業中、変じゃなかったか?」
芥川「変って~?」
忍足「そう言えばお嬢さん、なんや思いつめた表情しとったなぁ…」
跡部「思いつめた表情……」
鳳「皆さん、どうしたんですか?」
向日「あ、鳳!マネージャーが来ないんだよ!」
日吉「サボるとは……思えませんね」
鳳「マネージャー…ですか?それなら、屋上に向かって行ってるのをみましたけど…?」
向日「屋上……?」
忍足「跡部、なんや雲行きが怪しくないか?」
跡部「確かにどっちにしろ気になるな。……マネージャーを探すぞ」
樺地「ウス」
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恵利華「(7…8人…?)」
恵利華は一枚の手紙をポケットに忍ばせ、体育館倉庫前に来ていた。
恵利華「…何か用かしら?私、今からこのラブレターの返事しに行かないといけないんだけど。」
胸元のポケットから手紙を出し、左手で握った。
「随分おモテになるようで羨ましいわ。さすが氷帝のお姫様ですこと。」
「でも残念ね。その手紙…私達が書いたのよ?」
恵利華「ふふっ、私もようやく和恵ちゃんみたいに女性のファンクラブが出来たと思ったのに、よくみたら……跡部君のファンクラブだったみたいね。」
恵利華の左手から血が流れていた。