51.放課後シュークリーム
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真由美「向日くん随分身体柔らかくなったね!」
向日「毎日ストレッチしてっからな。それより、昨日どうだった?」
真由美「随分喜んでもらえたよ、ありがとう!」
向日「そ、そっか!それは良かったぜ」
忍足「何が良かったん?」
いきなりの忍足登場に思わず向日の声が裏返った。
真由美「あ、実は昨日の服「わー!真由美!いーってその話は!」?」
向日にしてみれば、一昨日のデートがバレると好きな人もバレてしまうので必死だ。
忍足「(なんやこの2人怪しいな......)天ちゃん、俺の背中押してくれるか?」
真由美「あ、う「それなら俺が押してやるって!」」
ほら、行こうぜ!と忍足の背中を押す。
真由美「どうしたんだろ?......あ、恵利華さっき跡部に試合の事聞かれたんだけど、何かあった?」
恵利華「......なんでもない」
真由美「そう?顔赤いけど......」
恵利華「え!き、気のせいよ」
後ろで跡部が面白そうに笑っている。
真由美「............。(何かあったんだね)」
世界一になったら付き合う約束でもしたかな?と真由美は考えた。
「榊監督......俺がレギュラーを倒したら、正レギュラーにしてください!」
榊「............」
真由美「あれは......瀧くん......?」
跡部/恵利華「............。」
3人は振り返った。
すると榊と瀧の姿があった。
真由美「勝ったら......レギュラー......?」
跡部「俺達は今までそうしてきたんだ。榊監督が首を縦に振っても仕方ねぇ」
真由美はレギュラーの練習風景をマジマジと見つめた。
この中から誰かが落ちるなんて考えただけでも嫌だった。
恵利華「そっか......でも、前も他の部員がそう言ってたし、やる気が出てきたって事は良い事よね」
跡部はポンと恵利華の肩に手を置いた。
榊「跡部」
跡部「!はい」
榊に呼ばれ跡部が向かう。
真由美「もし、そうなったとしても彼らは負けないよ」
そう言い練習日誌を握りしめる真由美にそうだよねと相槌をうった。
真由美「ところで恵利華、幸村くんと何かあった?どうだったの?」
恵利華「あ、植物園に行ってね......」
真由美「植物園か~。幸村くんって美並部長にそっくりだよね!雰囲気というか、なんていうかさ......」
恵利華「えぇ、とても。だから断れなくて悪い事しちゃった」
真由美「恵利華......?」
跡部「............。」
真由美「あ、跡部!?どうだった?試合するの?」
跡部「いや、今レギュラーを変える事は監督も望んじゃいねぇ。士気も充分だしな」
真由美「監督......やっぱり変わったね」
跡部「そうだな。お前達のおかげでな」
真由美「そ、そんな......」
少し照れた真由美だった。