06.氷帝四天王誕生
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【昼休み】
真由美「あれ…?奈央知らない??」
キョロキョロと奈央を探すが見当たらない。
跡部「恵利華んとこにでも行ったんじゃねーのか?」
芥川「真由美ちゃん置いて行かれたの~?」
真由美「置いて……うん、奈央なら…有り得るね」
こっちにきても変わらないなぁと、Aクラスに向かう真由美。
その頃奈央は……
奈央「…なんじゃ?こんな所に呼び出して……」
体育館裏に来ていた。
「な…なんで奈央さんが…」
意外な顔をする男達。
奈央「何でか知りたいじゃろ?……ほらっ」
ピッと手紙を投げ捨てた。
「俺が…恵利華さんに書いたラブレター…」
「真由美ちゃんに書いたものまで……!!」
「俺のもだっ…!」
「どうして奈央さんが…」
奈央「恵利華に何かしてみんちゃい。俺が許さんけぇ」
ぐしゃりとラブレターを握りつぶした奈央。
奈央「悔しかったら、俺に勝ってからにしんちゃい」
そう言うと、手のひらをヒラヒラさせて教室に戻った。
「…っ…」
「き…綺麗だな!近くで見ると…」
「あぁ……」
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真由美「あ!奈央、どこ行ってたの??」
食堂でご飯をモグモグ食べながら、奈央を発見した。
奈央「ん?あぁ……掃除してたけぇ」
和恵「あ、掃除当番だったの?」
奈央「そんなとこ!それより恵利華!口についとるよっ!可愛い奴め~」
恵利華「あれ?いつの間に……」
和恵「さっきからついてたし!」
恵利華「もう!言ってくれたっていいじゃないっ」
和恵「だってね~いつもの事だし!」
奈央「まぁまぁ!それより、みんなも入ってたじゃろ?………手紙」
奈央がスッと手紙を出した。
それをみて、目を見開く3人。
真由美「あ……うん。辞める気はない…よね?マネージャー…」
和恵「当然。こんな手紙……無視しよー!」
奈央「いや、危害がでる前になんとかした方がいいじゃろ」
真由美「認めては…くれないかな?」
和恵「じゃなきゃ、こんな手紙よこさんって!じゃあ放課後、けりつけ行く?」
奈央「(男はウチがしたけどね……)おう!くれぐれも1人は危険じゃからね!後……」
和恵「内緒だね、みんなには!……自分達のせいでって思われたら嫌だし!……恵利華?大丈夫?」
恵利華「大丈夫よ?それに、女の子達も本人に言ったら可哀想だもんね」
和恵「(それは別に……)優しいね~恵利華は。とにかく、放課後集合で!へぼるなよっ!特に真由美!」
真由美「わかった!頑張るから!」
恵利華「………。」
こうして昼休みが過ぎた。