「リョーマ、今日は随分マシな球打つじゃねーか。」



【越前家】


越前「なんか妙にしっくりくるんだよね、このグリップ。」


「ほう…誰に巻いて貰ったんだ？」


越前「千葉の…「いつ巻いて貰ったの？私も巻いて欲しかったな。」！あ…あんた氷帝の…」


恵利華「氷帝学園3年の恵利華です。こんにちわ」


「おぉ！？ず…随分可愛い女の子じゃねーか！！リョーマやるなぁ！さすが俺の子だ」


越前「…俺、こんな気の強い彼女なんていらない。」


南次郎「恵利華ちゃんのどこが気強いんだ。可愛いじゃねーか！なぁ恵利華ちゃん」


恵利華「…ふふっ」


南次郎「くぅ〜！！嫁に来てほしいぜ」


越前「バカ親父…で、何か用？」


恵利華「なにも。」


越前「？」


恵利華「それより叔父様っ」


南次郎「な、なんだい恵利華ちゃん」


恵利華「私と…デートしません？」


越前「はぁ！？」


南次郎「する…するする！恵利華ちゃんならおじさん、どこへでも連れてっちゃうよ♪」


恵利華「よかった♪フラレるかと思っちゃった」


南次郎「振るわけないだろう、よし恵利華ちゃん、どこに行く？」


越前「アンタ…正気？」


恵利華「1つ言い忘れてたけど…私、恋人いるの」


南次郎「！（雰囲気が変わった！）」


恵利華「名前はテニス。…私の場合、試合と書いてデートと読むから。叔父様、振らないでね」


南次郎「…確かに気の強いお嬢さんだ。」






奈央「おまたせー♪」


宍戸「おせーぞ！」


鳳「宍戸さん…まだ5分じゃないですか。大丈夫ですよ」


和恵「チョタ好きー」


鳳「え！？あのっ…それってどういう「キャラが。」……キャラ？」


宍戸「早速始めるぞ！」


和恵「ご飯が出てくる確率100％」


奈央「和恵に言われるのはデータ外じゃけぇ…ウチは63％くらい…」


宍戸「…食い過ぎか？ったく激ダサだぜ」


鳳「…宍戸さん、どうしますか？」


宍戸「お前らに聞きたい事があったんだけどよ。…いいか？」


奈央「え？真由美のスリーサイズなら教えてもいいけど、いくら亮でも恵利華のはダメじゃけぇ」


宍戸「聞いてねぇ！あのよ…お前らなんでダブルス組んだ？」


奈央「………。」

和恵「………。」


鳳「もしかして聞いてはいけなかったですか？」


和恵「いや…うちら…」


宍戸「……あ？」


奈央「えと…」


鳳「………？」


「「なんでだっけ？」」


鳳「え！？覚えてないんですか？」


和恵「う～ん…うちの記憶を生命線と共に辿ると……」


宍戸「生命線どうでもいーけどよ」


奈央「じゃあ脳の皺と皺を合わせて幸「早く話せよ。」…えっとね、」