46.それぞれの午後
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46.それぞれの午後
もうすぐ午前の練習が終わる。
和恵「ねぇ恵利華、今日どこに行くの?」
恵利華は少し考えてこう答えた。
恵利華「デートかな…?」
忍足「……なんやて?」
向日「(顔こわ……)」
向日と話していたはずの忍足が近寄ってくる。
和恵はマジ?と言うと、恵利華は本当だと思うと返した。
唯一事の真相を知る真由美は心配そうに様子を見守る。
跡部「お前は何か知ってるな」
真由美「きゃ!?」
いきなり現れた跡部に驚く真由美
忍足「姫さん、デートの意味わかってるんか?」
和恵「オッシーしゃしゃりでんな!うちが聞いてるのに!」
忍足「いやこれは聞き捨てならんやろ。デートやで?」
恵利華「…侑ちゃんには関係ないもの」
向日「いや、侑士は関係あるぜ」
向日が会話に割り込んで和恵と恵利華は振り向いた。
和恵「同じクラスしか関係なさそうだけど…?」
恵利華「同じ部活しか…」
なんや、俺全然関係ないみたいやんと忍足が呟いた。
向日「侑士は、恵利華のファンクラブのシークレットナンバーを持ってるんだぜ」
恵利華「……え?」
キョトンとする恵利華に和恵はマジかと溜め息をついた。
その会員証を巡る攻防が忍足と奈央
によって繰り広げられた。
跡部「何をやっている。今日の部活はこれで終わる。」