45.動き出した他校
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
奈央「だりぁぁああ!!」
『パァァン』
日吉「くっ……はぁあ!」
『パァァン』
奈央「
日吉「う…まぶし…」
奈央「ハハハっ!そろそろ無我出したら~?」
日吉「夏にその技は反則です。」
奈央「まぁまぁ♪女の子相手にそんな~」
日吉「…演舞テニス!」
奈央「(無我出すと…本来の演舞テニスができなくなる事はわかってるけん。……どう克服するかな?)はぁあ!」
『パァァン』
日吉「はぁぁああ!!」
『パァァン』
奈央「うわぁ!?…(やっぱり演舞テニスの方が日吉には合ってる…でも…恵利華との試合で培った無我をどう組み込むか…)ねぇ?日吉」
日吉「何ですか?」
奈央「…ウチの特別メニュー…やってみる?」
日吉「特別メニュー…?」
奈央「きっと今より強くなるけん」
日吉「…やってもいいですよ」
奈央「じゃあ明日までに作ってくるけん、楽しみにしときんちゃい♪」
日吉「…わかりました。あ、ありがとうございます」
奈央「デレ!?」
キッと睨みをきかせる日吉。
だが覇気はなく照れている様子だ。
日吉「なんでそんなに一生懸命なんですか?」
奈央「だって人の役に立てるなんて最高じゃ」
日吉「…………」
今度は目を見開いた。
聞いたことがある。奈央の言動にハッとさせられる時があると。
向日の言葉を実感した。
日吉「その汁持ちながら言われても説得力に欠けますよ」
奈央「奈央汁もいずれ役に立つときがくるけぇ」
日吉「幻想ですよ」
『ポコポコポコポコ』
和恵「アチョチョチョチョ……」
芥川「アタタタタタタ…」
『ポコポコポコポコ…』
和恵と芥川はネット際でボレーをしていた。
和恵「慈郎体力ついたね~」
芥川「毎日走ってるC~」
和恵「毎日!?ま、まぁうち元陸部だからね、負けないよ~」
『ポコポコポコポコ』
芥川「今度一緒に走ろうよ~?」
和恵「おぉ!走るの大歓迎!」
芥川「デートのつもりなんだけど?」
和恵「ほあら!?デ!?……あ」
『ポロッ』
和恵「……負けた。ってば今のはずるくない!?反則でジローの負け!」
芥川「んー?俺何か悪い事言った?」
和恵「言った!!」
芥川「ずるいのは和恵ちゃんだC~」
和恵「うち!?まぁ手首怠かったしいいけどさっ」
芥川「…俺も和恵ちゃんや丸井くんみたいに妙技打ちたいC~」
和恵「ん~…技名に妙技って入れたらいいさ」
芥川「よくないC〜妙技が打ちたい~っ」
和恵「よし!うちが特別に教えてやろう」
芥川「和恵ちゃんのそういう所好き〜!」
和恵「は!?好き!!?」
芥川「さ、妙技の練習」
和恵「え?……えっ!?(あ、そういう好きではない!?ライクの方!?)」
恵利華「2人とも何してるのかしら……」
跡部「そうだな」
軽くラリーを打ち終わり2人のボレーをみている跡部と恵利華
「榊監督、お願いがあります」
「なんだ?」
「レギュラーと試合して勝ったら……俺をレギュラーにしてください」
跡部「……………」