05.Gather
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奈央「あー…走った走った!あれ?樺地は?」
向日「もしかして……はぐれたなんてねぇよな?」
和恵「ウケるね」
宍戸「確かにな!……若、長太郎、何ゲッソリしてんだよ!お前ら2人共激ダサだぜっ!」
日吉「もう0なんてみたくないです」
値札を数えるのに必死だった日吉。
鳳「俺……もう人混みは…」
和恵に群がる人々を、殆ど1人で抑えていた鳳。
恵利華「ひよ、可愛いね!値段なんてみなきゃいいのに」
日吉「!?」
和恵「人混みなんて、ほっときゃ収まるって~!」
鳳「(いえ、和恵先輩……どんどん増えてました)」
どこまでも無自覚な和恵。
真由美「あ、みんな!ラケット買ったよ、はいっ!……さすがに特注は出来なかったから、近いラケットにしたから!恵利華はバボラで、奈央はプリンスで、和恵はウィルソンねっ」
バッとラケットとテニスウェアを配る真由美。
恵利華「ありがとう!私もみんなの服、適当に買ったから!」
日吉に持って貰ってる服を指差す恵利華
和恵「うちも、みんなで楽しめるゲーム買った!……ま、自分のも買ったけど~」
芥川が大事そうに抱えているゲームを指差した。
奈央「俺は食材と後恵利華に……ぬいぐるみー!」
恵利華「キャー!ありがとう」
UFOキャッチャーでとったぬいぐるみを渡す奈央
奈央「真由美にはこれじゃろ~……そして和恵にはこれじゃ」
真由美「眼鏡…?」
和恵「おー!帽子カッコイイ!さんきゅ!」
奈央「気に入ったか~!良かった良かった!」
奈央が満足そうに腕組みをする。
向日「お前らすげーな!お互いの事わかってて」
奈央「そう?普通じゃないの?」
和恵「ねー!」
忍足「いや、凄いわ……」
そうかなと4人が首を傾げていると、樺地が戻ってきた。
跡部「樺地、ご苦労」
樺地「……ウス」
樺地が跡部に何かを手渡した。
奈央「それって……ウチらの…?」
跡部「これがねぇと不便だろうと思ってな」
そう言って手渡したのはカラフルな携帯電話だった。
真由美「あ…ありがとう!」
奈央「俺、青~♪」
好き好きに携帯をとる4人。
和恵が無言で恵利華に、桃色の携帯電話を渡した。
そして、黒と白が残った。
和恵「うち、あえて白にしよっかな」
真由美「え?…し…白がいいの?」
はい、と真由美が和恵に白色の携帯を渡すと、和恵が冗談だと呟いて、黒色の携帯を手にした。
恵利華「あ!跡部くん、この携帯だけど……」
金色の携帯を跡部に渡す恵利華だが、すぐに自分の手元に戻ってきた。
跡部「持ってろ」
恵利華「うー…ん……わかった」
こうして日が暮れた事を目処に、みんなは自宅へ帰って行った。
To be continued...
2007.11.08