44.見つめていた背中
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
奈央「いよいよ全国大会まで2週間切ったね。」
和恵「そだねー」
44.見つめていた背中
【氷帝学園男子テニス部部室】
跡部「あーん?会議だと?」
恵利華と真由美が何やら資料を片手に座っている。
恵利華「私達が出来ることをしたいの」
宍戸「奈央と和恵はどうしたんだ?」
恵利華「あの2人には用事を頼んでるわ。まずは…真由美あれ配って。」
真由美「はいこれ……跡部」
跡部「……なんだ?」
真由美「練習メニュー。侑士くんっ」
忍足「1人1人ちゃうんか?」
恵利華「うん。今の日本がなんで弱いか…わかる?」
鳳「日本が…ですか?」
恵利華「日本はね、団体練習が多いんだよ。」
向日「団体練習が多いって…球技は団体戦が殆んどだから仕方ねぇんじゃね?」
恵利華「例えば向日くんと…樺地くん。体格も違うし、体力、パワーとも雲泥の差。」
向日「う…」
恵利華「そんな2人が同じ練習をして力が付くと思う?」
日吉「そう言えば…」
恵利華「世界は個人練習が多いの。」
跡部「(世界を意識しているが故…って事か、面白い。)で、このメニューは誰が作ったんだ?」
真由美「奈央がデータとって、私が弱点や状態の把握。恵利華がメニュー決め、…プリントの落書きは…和恵……」
「「あー…(納得)」」
和恵「ヘックシュ!」
奈央「噂されてるね。」
和恵「…昨日プリントに落書きしたのバレたかな?」
奈央「ま、バレるじゃろな……よっし青学到着」
【青春学園中等部】
「「………」」
「「きゃー!」」
和恵「あ、ねぇ…」
「は……はい」
和恵「テニスコート…どっち?」
「ご…ご案内します(うっわ…綺麗だ…)」
和恵「ありがとう。あれ…奈央は?………ま、ナンクルナイサ~♪」
奈央「しまった!女の子に手を振りながら歩いていたら迷子になった…」
「アンタ…何してるの?」
奈央「んあ?牛乳飲んでるかね?」
越前「…アンタには関係ない。」
奈央「生意気ぃ!だから恵利華に負けるんよっあっかんべーだ!」
『タタタタタタ……』
越前「な!?…はぁ…どっちが生意気なんだか…」
小坂田「桜乃…」
桜乃「……。」