43.全国大会~白葉学園
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
向日「侑士、どうしたんだ?」
忍足「その美並部長はテニス=生きるやったんちゃうかな?」
跡部「あぁ…そんな感じだな。それがどうしたんだ?」
忍足「手術控えてるのにテニスの試合でるっちゅうことは、それだけ生きたいって強く思ったって事や。やっぱり美並部長はわかってたんや。」
奈央「なんで!?自分が亡くなるのってわかるの?」
忍足「親父が言うてたんや…人は死期が近付くと生きたいって願望が強くなるってな。」
和恵「だから…テニスの試合に…生きたかったから…テニス=生きるだから…やっぱり部長は凄い。忍足もさすが医者の卵!」
忍足「なんやそれ」
鳳「なんか凄くとんでもない人ですね、美並部長って人は…」
宍戸「本当にスゲーな…お前らはそんな部長の元で…」
向日「その部長を引き継いだのが、恵利華ってわけか…あいつメールで全然こんな事言わねぇからわかんなかったぜ」
跡部の眉毛がピクリと動いた。
和恵「あれ?夜に恵利華がメールしてるのって岳人?」
向日「あぁ…たぶんそうだぜ?」
和恵「じゃあ…(ジー)」
忍足「なんや小悪魔ちゃん、俺なんかついてるか?」
和恵「アンタ…誰とメールしてるのさ?」
忍足「…誰でもいいやろ」
跡部「忍足…女か?」
忍足「ええやないか誰でも…」
和恵「ふーん…」
忍足「小悪魔ちゃん…そないに冷めた目でみんといてくれるか?…話戻そうや?」
奈央「男なら一度来た道を戻るべからず!!」
忍足「…ほな、この話は終わり「ただいまぁ~」天ちゃん、やっぱ天ちゃんは天使や。こんなタイミングで現れるなんて」
真由美「…なんかあった?」
恵利華「みたいだね?」
『コンコン』
跡部「……何だ?」
部員「あの…今9時半ですけど…部活は…」
「「あ…。」」
跡部「マネージャー、先に出て準備しとけっ」
「「はーい」」
『ガチャッ』
真由美「向こうの全国大会どうなったんだろうね?」
奈央「凸凹コンビが上手くまとめてるんじゃない?」
真由美「優勝旗…学校にないのが寂しいね…」
『タタタタタタ……』
恵利華「和恵ちゃん?…どこ行ったんだろう?」
芥川「優勝旗か…」
しっかり部室の中まできこえていたらしい。
鳳「これは…やるしかありませんね。」
『ガチャッ』
和恵「跡部!!」
跡部「!?なんだお前…」
着替え中にも関わらずノックなしで部室に入っていった和恵。
和恵「恵利華から部長を奪ったら…ライダーキックだからね!!」
『タタタタタタ……』
日吉「和恵先輩…」
芥川「和恵ちゃんカッコイイC~♪」
跡部「おい、テメーら、あいつらの為にも…何が何でも立海から優勝旗を取り戻すぞ!!」
忍足「当たり前や。」
宍戸「ぬかるんじゃねーぞ?長太郎」
鳳「はい、宍戸さん!」
奈央「和恵、どこ行ってたの?」
和恵「うち風雲児だから、風巻いてきた♪」
真由美「恵利華、今日の役割は?」
恵利華「えーと、私が洗濯で「「却下!」」……じゃあいつも通りで。」
「「アイアイサー」」
美並ちゃん……
美並ちゃんみたいに
部長に命をかけることは出来ないけど、
私は自分の強さをかけるよ。
誰よりも強くなる。
だからみていて
ねぇ………部長。
To be continued...