小日向「（なんだか騒がしいな…）」



奈央「あー桃ババひいたー！」

桃城「言わないでくださいよー！」

越前「ドンマイ桃先輩」

柳「右から2番目がババの確率89%」

桃城「ひどいッスよ～」


千石「残念だね～ババ城君」

菊丸「ババ城～」

桃城「英二先輩まで～！」

亜久津「早くブツを渡しやがれ」

南「何ちゃっかり参加してるんだよ亜久津」

奈央「ウチが誘ったんじゃ」



「「（奈央/ちゃんってすげー）」」





小日向「（楽しそうだなぁ…）」


「友達作りは奈央さんの専売特許だからね」


小日向「鳳くん」


鳳「ねっ、宍戸さん」


宍戸「俺に振るなよ」


小日向「宍戸さんって奈央さんと仲良いですよね」


宍戸「悪くは…ねーけどよ……」


小日向「じゃあ仲良いんですよね？」


宍戸「それがどうかしたかよ」


小日向「あ、いえ！先ほど千石さんに言い寄られていたみたいなので…」


宍戸「それを早く言え！」



『タタタタタ…』


小日向「あ、行っちゃった…」


鳳「ふふっ、宍戸さんは素直じゃないな」


小日向「そうなの？」


鳳「まぁ奈央さんを狙ってる人は多いから、気持ちはわかるんだけど…」


小日向「奈央さん……みんなの太陽みたいだね」


鳳「うん、氷帝ではそう呼ばれてるよ」





奈央「はい、亮ひいてね！」

宍戸「………。（なんで参加したんだ俺）」




辻本「奈央さんって素敵ー！」


小日向「人を惹き付ける魅力があるよね。いいなー。私にはないもの」


辻本「氷帝でもきっと人気なんだろうなー奈央さん」


小日向「その後もトレーニング終わった氷帝も六角中も参加してたよ」


辻本「すごい人数…あれ？真由美さんは？」


小日向「真由美さんはみんなのフォローしてたんだけど……」


辻本「つぐみも手伝ってたよね？」


小日向「それが……」


辻本「？」