39.合同合宿15~さらば合同合宿
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日吉「向日さんはなんで走ってたんですか?」
真由美「恵利華のトレーニングで、砂浜でテニスしたでしょ?」
日吉「ストーカーですか、あなたは」
真由美「恵利華に聞いたのっ!」
何か忘れてるなーと真由美は砂浜をみた。
日吉「で、そのトレーニングがどうかしたんですか?」
真由美「親指まで使えるようになったでしょー?」
日吉「………。」
確かに以前より断然安定感してストロークができている。
それは2人とも感じていた。
向日「けどよー、このダッシュは一体…」
真由美 「まぁまぁ」
向日「それを説明してくれるんじゃねーのかよ!」
ここでは効果についてみてもらうのは難しいけど、と真由美
真由美「向日君が最も自信をもってるもの、跳躍力」
向日「跳躍力…」
真由美「合宿場についたら試してみるといいよ。……あー!」
思い立ったように砂浜に走り出した。
真由美「ここも、早くくっついたらいーのにー!」
跡部と恵利華の間にハートを描いた。
日吉「桃尻ですか」
真由美「これは違ーうっ!」
同じにみえるという日吉に、真由美は自分のイラストに置かれた昆布を払いのけた。
向日「まぁ似てるっちゃ似てるよなー」
向日は携帯を取り出し、写メを跡部に送った。
向日「時間の問題じゃね?あの2人がくっつくのはよ」
真由美「でも恵利華は意志が固いからねー」
日吉「………それより、向日さんだけ特訓してズルいですね。」
俺にもメニューを考えてくださいよと日吉
真由美「ピヨは奈央の怪我が治ったらどんどん試合をした方がいいよ」
日吉「奈央さん…?」
真由美「いろんなパターンのテニスができるからね」
遠くの方で向日の笑い声が聞こえる。
向日「なにが『俺様はもっとカッコイイ』だよ!どれだけナルシストなんだよ!」
真由美「向日くん、練習ー!」
日吉「あ、俺もやります」
真由美「うん」
ついて走る日吉をみて真由美は微笑んだ。
真由美「行ってよし♪………あ」
忘れていた人物を思い出してまた木の棒を握ったが、時すでに遅しで何名か消えてしまっていた。
真由美「あーぁ。」