39.合同合宿15~さらば合同合宿
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向日「はぁ…はぁ…なんで俺だけ…?」
39.合同合宿15~さらば合同合宿
真由美「ふんふんふ~ん♪」
どこまでも澄んでる広い海。
みんなといる時はそれほど大きくは感じないが、真由美一人しかいない今、随分大きく見えた。
日吉「あなたは海が虹色にでもみえているんですか?」
真由美「ほぇ!?」
日吉は砂浜をみていた。
見られたくないのか真由美はあたふたしたが、盛大なキャンパスは隠しようがない。
日吉「似てませんね」
恐らく自分であろうイラストを指した。
そして海の浅瀬に入り、何か手に持っている。
日吉「真由美さんは…」
それがワカメだとわかったのは、恐らく真由美であろうイラストの髪の毛の部分に''それ''が置かれたからだった。
真由美「イラストくらい夢みさせてよーっ!」
日吉「夢だったら困りますよ」
日吉は木の枝を向けた。
日吉「この''全国優勝''は絶対に成し遂げますよ」
氷帝レギュラーメンバーとマネージャーの顔、そして何よりも大きく描かれた全国優勝の文字。
真由美「それは頑張って貰わないと困るねー♪」
パシャと記念に携帯におさめた。
日吉「最もこれは夢かもしれませんね」
真由美「ひゃあ!?」
今度は忍足と真由美のイラストの間に描かれている''それ''をみた。
真由美「こここれはっ!」
日吉「…………。」
たらたらと真由美の額から流れ出る汗。
真由美「桃尻!」
向日「いや、どーみてもハートだろ、これは」
真由美「いやぁぁぁああ」
急いで消すものの後の祭りだった。
日吉「向日さん、何してるんですか?」
向日「いや、こっちが聞きてぇんだよ!」
真由美「あ、説明するの忘れてたー」
向日「おぉおおい」
日吉「やる方もやる方ですけどね」
確かにそうだと向日も納得した。