37.合同合宿13~最後の夜
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奈央「ふぁぁああー…気持ちいー!」
宍戸/向日「「はぁ……」」
温泉で腕をいっぱいに伸ばす奈央
奈央「ん?なんでそんなに離れてるんじゃ!ちこうよれ♪」
向日「酔ってんのか奈央は…」
奈央「んー?水着きとるんじゃから、恥ずかしくないでしょ」
向日「そ、そういう問題じゃ…ねーよっ」
下を向く向日に奈央が案外シャイだと笑った。
奈央「ビーチバレー楽しかったね、亮ー」
宍戸「全然ボール見えなかったけどな」
そうだっけ?と奈央。
宍戸「お前、ボールみえてたろ?」
奈央は星空をみた。
奈央「もーすぐ完成じゃ」
向日「完成って……何がだよ?」
宍戸「……?」
奈央「女の勘はすごいと言うことを世の男性に知らしめる時がきたんじゃー!」
向日「は、はぁ!?」
宍戸「………。」
『乙女って…恵利華や真由美じゃあるまいし』
宍戸「ま、まさか奈央…あの時の言葉、根に持って…」
奈央「亮」
その目に星が映りキラキラと輝いている
奈央「誰が一番乙女か、目にもの見せてやるけぇ」
宍戸「……っ、」
向日「?」
橘「奇遇だな、お前達も温泉か」
伊武「て、なんで奈央さん…」
奈央「……きゃ!」
宍戸/向日「「おい」」
奈央「てへっ♪」
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和恵「………。」
忍足「和恵ちゃんってホンマ人情に熱いな」
和恵「オッシーもね」
森の入り口に和恵が立っていた。
和恵「真由美、寝てるの?」
忍足の背中におぶさる真由美をみた。
忍足「…みたいやな。せやかてなんでこんな無茶したんやろ。真由美ちゃんは」
和恵「さぁね~」
忍足「和恵ちゃんが木手に頼んだんやって?」
和恵「理由はしらんよ、うち頼まれただけだし」
気になるなら真由美に直接聞けばいいと和恵。
忍足「せやな。…てか、こんな暗いのにこんなとこ歩いとったら危ないで」
和恵「ほんと世話焼きだよね、オッシーは」
忍足「しゃーないやん。和恵ちゃん、岳人、慈朗辺りはほっとけんメンバーやな」
あ、岳人は俺だけかもやけどと付け加えた。
和恵「(うちって一体…)じゃあ真由美は?」
案外ほっとけないんじゃない?と和恵
忍足「和恵ちゃん」
和恵「ん?」
忍足「このチラシやるわ」
和恵「え…?チラシ?」
真由美「……ふにゃ…」
忍足「あ、起きたか?」
真由美「え…うん。……って、え!?なななんで!侑士くんの背中に…っ」
和恵「気絶するほど練習するから~」
真由美「和恵…」
じゃあうちは行くねと和恵が先に戻った。
忍足「ホンマ真由美ちゃんは放っておけんわ」
真由美「(やっぱり妹みたいに思われてるんじゃ……)って汗が!温泉っ!」
忍足「もう遅いねんから明日に「ダメなのっ」ハイハイ」
真由美「はっ!ご、ごめんね。今降りるからっ」
忍足「真由美ちゃん」
真由美「え?」
忍足「なんでそんなに頑張るん?」
真由美「え……?」