37.合同合宿13~最後の夜
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木手「真由美さん…」
真由美「はぁ…はぁ…っ」
尋常ではない汗の量
木手「そろそろ引き上げましょう。本気で体壊しますよ?」
真由美「だ、大丈夫…っ」
木手「………。」
額の汗を拭う木手と今にも倒れそうな真由美。
木手「貴方もみてないで止めなさいよ」
木手はコート側ではなく、真後ろの林をみた。
カサカサと音がなる。
真由美「………?」
真由美はほとんど見えていなかったが、妖精の極みである程度予測ができた。
真由美「ゆ、侑…」
忍足「真由美ちゃ…!」
ドザッと倒れ込む真由美を間一髪受け止めた。
木手「彼女、随分根性ありますね」
忍足「せやかて女の子やねんから、もっとこう…」
木手「忘れてました。」
キョトンとする忍足
忍足「…なんでやねん。ツッコミ遅れてもたわ」
ヨイショと真由美を抱く忍足。
木手「少なくともテニスをしてる時には、女性だと感じなかったですね。」
忍足「…せやな」
忍足は木手に背を向けて歩き出した。
忍足「(始めは俺も……)」
そう思っててんけどな。
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和恵「はぁ…はぁっ…凛、しつこ…」
恵利華「息切らすなんて珍しいね」
和恵「うわっ!起こした?」
恵利華は首を横にふる。
恵利華「真由美と奈央はまだ戻ってないの?」
和恵「奈央はさっき宍戸と温泉に行くって…」
恵利華「え……おんせん?」
和恵「向日が全力で止めてたけど、引きずられてついてった」
恵利華「そう…」
んーっと伸びをする恵利華
和恵「恵利華、そのバスローブって…」
恵利華「ねぇ、和恵ちゃん」
和恵「ん?」
恵利華「10月4日ってなんの日か知ってる?」
和恵「……?」
『10月4日は1日空けておけ』
恵利華「(1日…)」
和恵「あ、あれだ!」
和恵はどや顔で言った。
和恵「天使の日!!」
恵利華「…………」
が、どうしたの?と和恵
恵利華「おやすみなさい」
和恵「ええ!?」