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奈央は海辺でウォータージェット機の準備をしていた。


奈央「さすがに帰りは泳げんじゃろーな」


「奈央さーーん」


奈央は目を見開いた。


越前「遅かったッスね」

海堂「猫ッス」

乾「記憶戻し猫だ」


よくみると、みんな傷だらけだった。


奈央「…海染みたじゃろ？」


猫を抱っこする。
そして、奈央が猫の鳴き真似をする。


菊丸「うわっ！こっちにも猫が…」

桃城「こっちみてますよ？」


奈央は抱っこしていた猫をもう1匹に近づけた。


奈央「この島の猫は、この2匹だけなんじゃって。」


河村「2匹だけ…？」


そうこの島の猫はこの2匹しかいない。
何年か前の嵐の日に1匹が流されてしまい、離れ離れになっていた。

奈央はこの事榊から、和恵伝えで聞いていた。


桃城「そうだったんすね」

不二「奈央ちゃんは優しいね」


奈央｢仲良くするんじゃよ！｣


『ニャー』


菊丸「もう離れんじゃないよー」

海堂「元気でな」


こうして猫達は仲良く森の中へと帰っていった。



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真由美「ちょ、ちょっと…」


集合場所に来たのはよかったが、その光景が異常だった。


真由美「どうして青学のみんなビショビショなの！？六角、山吹、比嘉、ルドルフ、不動峰のその汗の量何！？」


奈央「いや～仲が良いって良いことじゃけぇ」


和恵「みんな汗っかきだね～」


真由美「いやいやいや！全員とんでもない汗かいてるよ！柳沢くん死にそうだし…」


和恵「アイスバケツ…」

柳沢「帰ったら募金するだーね！」


あはははと笑う一同。


真由美「…で、恵利華」


恵利華「なに？」


真由美「み、みんなは？」


その言葉に生唾をのむ奈央と和恵。



恵利華「さあ？」



「「（きっと死んでる！？）」」


真由美「（侑士くん…！）」


恵利華は満足そうに微笑んだ。




竜崎「ご飯じゃよー」



「「「はーい」」」


その後跡部が10分頃、他のメンバーは30分頃に戻ってきた。


恵利華「真由美、後でみんなのマッサージお願いねっ」


そして後処理を丸投げされた真由美だった。








To be continued......
2014.09.17