01.we are clover
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真っ白で、お城みたいな校舎がモチーフのこの学園。
ここは様々なお金持ちが通う事で有名な学園である。
女子校だった姫桜学園。
数年前に男女共学校になり、
全国的にも有名な学校で、地方から通う生徒や、有名人、財閥の子息や、時期社長等が多い。
学費は1年間で数億円。
それに見合ったエリート教育で、清楚で強く美しい人材を育てる事を掲げている。
クラブ活動に関しては、文武両道で多数のクラブ活動があり、全員強制的に入る仕組みになっている。
そんな学校に入学した4人。
奈央「真由美、ごきげん?」
真由美「ごきげんよう」
門の前で鉢合わせた2人。
それだけで異様に盛り上がる生徒達。
「キャァァア!奈央さん、おはようございます」
「奈央さん!今度の試合、見に行きますね」
この学園にスポーツ推薦で、中等部より入学した奈央は、この学園のヒーロー的存在である。
真由美「奈央、朝から人気だねぇ…ふぁーあ『パシャ』………え?」
「やったぜ!今日真由美ちゃんの“欠伸してる顔”ゲットした」
真由美「……え」
あんぐりしている真由美。
「やべー!マジ癒し」
真由美「あっ…あの…」
そんな真由美とは裏腹に、沸き起こる男子の歓声。
奈央「みんなオハヨー!試合頑張るからなー!」
「「キャァア」」
真由美「ごきげんようだよ」
奈央の一言で女の子達は盛り上がり、真由美の仕草一つで男の子達はガッツポーズをする。
これが日常と言えば日常である。
そんな中…
「おい、あの車…」
長く黒い車が門の前で止まった。