35.合同合宿11~ライバル以上敵未満
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
【離れのテニスコート】
和恵「くらえ触角卵!ダークエンジェルショット!」
『バコーン』
大石「うぉお!?………ハァッ!」
『パァァン』
奈央「よし!バックに…たぁあ!!」
『パァァン』
菊丸「!逆コーナー!?…くっそぉー!………ホホイのホイ♪………………な!?」
奈央「……
和恵「(奈央が前衛の技!?)」
樺地「奈央さん、和恵さん」
和恵「ゲッ!樺地……」
樺地「……………」
和恵「もしかして…恵利華と一緒?」
樺地「ここにはいません」
奈央「い、今から帰るけぇ、恵利華には内緒にして!大石っエージ楽しかったよ」
菊丸「今度やるときは
大石「君のダークエンジェルショットだっけ?…凄いコーナーショット持ってるんだね」
触角卵は聞こえなかったらしい
和恵「ありがと」
樺地「恵利華さんは気付いています」
奈央/和恵「げっ!?」
【Aコート】
さっとコートに立つ越前
越前「あんた、強いの?」
挑戦的な笑みを浮かべて問いかけると、恵利華はパサッと上着を投げ上げた。
恵利華「さあ、どうかしら?」
ニコっと微笑む恵利華に渦巻く歓喜の声。
日吉「あの人…っ」
向日「恵利華、氷帝ジャージ持ってたのかよ」
忍足「顔、生き生きしとるな」
越前「ふーん。あんたもハデだね」
サーブ権を得た恵利華は、サービスラインまで下がった。
恵利華「いくよ」
次の瞬間、ボールが風になる。
佐伯「なんだ、あのサーブは………」
天根「見えなかった」
日吉「あのサーブ、初めてあった時に……」
幸村の顔が唖然とし、真田の眉がピクリと動いた。
そして相変わらず無表情な手塚の横でハハハと笑う跡部。
越前「なっ……」
恵利華「15-0」
その言葉に帽子を深く被り直した越前。
越前「にゃろう」
真由美「あ、奈央!和恵!もう、また抜け出してっ!」
奈央「だってダブルスは試合まだじゃんか。暇じゃったし」
真由美「ホントに自由だな~。」
奈央「それより、姫の様子はどうじゃ?」
真由美「うん、順調み「姫って恵利華さんの事ですか?」え?」
振り返るとフェンスにしがみつく木手の姿が。
木手「ピッタリじゃあないですか、恵利華さんに」
和恵「ゆーじろー、木手頭でも打った?」
甲斐「あいやぁ、永四郎はいつもあぁさぁ」
平古場「そーそー」
和恵「あっそ!あ、幸村、赤也達は?」
ブン太やジャッカルの姿もない。
幸村「赤也は今頃特訓中だよ」
和恵「そう、なんだ」
真田「……。」