35.合同合宿11~ライバル以上敵未満
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和恵「…………。」
今まで約10分で前衛のエージがニャって言った数4回。
エージ…動き早い
それに大石、正確なプレイだ。
あ!
ロブが上がった
カラカラカラカラ…
和恵「ラケットヘッド引きずってる?ラケット欠けるよ!?」
奈央「和恵来るよムーンボレー!」
なんだそれ?
その触角を生かしてブーンボレーとかにしたらいいのに。
まぁ…ボレーがくることはわかったけど。
大石「ムーンボレー!」
『パァァン』
ボールが甲を描いてライン上に落ちた。
別に月じゃなくてもよくないか?
和恵「恐るべし卵ボレー。」
奈央「名前違うからね」
前衛はエージが飛ぶし
後衛には正確なプレーをする大石。
…ん?うちらみたい?
ということは
奈央/和恵「「分散させようか?」」
わぉ。ハモったよ。
和恵「うちクロス打つから、あとなんとかして~」
奈央「クロス?…抜けるの?」
みせてあげる。
ダークエンジェルショット
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昼が過ぎ、いつの間にか合宿所には5つのコートが建設されていた。
樺地が水うちをしている中、向日、日吉が到着しストレッチを始めた。
真由美「あれ?奈央と和恵は?」
恵利華「まさか……。樺地くん」
樺地「ウス」
スタスタとその場を去る樺地
真由美「あの2人、試合ないものね」
忍足「宍戸達もおらんし、離れのコートで練習しとるんちゃうか?」
そうだといいけど、と真由美
スタッと立ち上がった恵利華
恵利華「景吾くん、行ってくる」
跡部「あぁ、後の事は気にするな」
忍足「天ちゃん、試合大丈夫か?」
真由美「うん!鈍ってなんかないよ。それに真由美は第3試合だから」
まだ時間があるし、恵利華の試合をみてUPするねと真由美
忍足「姫さんの試合か……」
真由美「きっと恵利華は負けないよ」
真田「それは楽しみだな」
真由美「真田くん!」
幸村「テニスをする恵利華をみれるなんて、合宿にきた甲斐があったよ」
柳「データ収集といこうか」
真由美「あ、あの、桑原くんがBコートで試合……」
幸村「んっ?」
ニコニコと微笑む幸村に何も言い返せなくなった真由美だった。
真由美「(桑原くん、可哀想……)」
少し同情した真由美だった。