34.合同合宿10~さよなら豪華客船
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
すたすたと亜久津が去った後、怪しいと詰め寄る和恵
奈央「なんじゃ、ウチの事に興味あったの!?」
和恵「なっ!」
真由美「まぁまぁ!そろそろつぐみちゃん達見送りにいかないと」
忍足「せやなぁ」
恵利華「寂しくなるわね」
和恵「そだね」
こうして船に向かうと、またあの豪華客船が。
辻本「ゆーじろーさん、終わったら絶対絶対絶ー対!連絡してくださいね!」
甲斐「わーったって、泣くなよ」
辻本「うぇっ、ひっく」
小日向「彩夏…」
河村「つぐみちゃん、俺も連絡するよ」
小日向「はい、待ってます」
「「ひゅ~ひゅ~♪」」
河村「みんな…!」
小日向「っ、」
和恵「おーい!」
辻本「和恵さん!」
和恵「うわぁ、不細工」
辻本「えっ!」
和恵の言葉に笑いがおきた一同。
奈央「2人とも、元気でね」
小日向「はい!」
恵利華「料理美味しかったわ。ありがとう」
辻本「恵利華さぁぁん」
甲斐「やぁ、俺の時より泣いてねぇか?」
辻本「えっ!」
そんなことないですよ!と辻本が振り返った。
小日向「あ、あの!真由美さん」
真由美「どうしたの?」
笑顔で真由美が返事すると、緊張しながら手紙を差し出した小日向。
小日向「ずっと、真由美さんに憧れてました」
真由美「つぐみちゃん……ありがとう」
和恵「髪の毛とか?」
真由美「こら!」
あはははと笑いの花が咲き、小日向も笑みを浮かべた。
木手「苦労かけましたね、辻本さん」
辻本「いえ!全然ですよ!」
手塚「河村を支えてやってくれ」
小日向「もちろんです」
「つぐみ~彩夏ちゃ~ん」
小日向「そろそろいかないと…」
和恵「彩夏!」
和恵が辻本に何かを手渡した。
辻本「和恵さん……」
和恵「なんかあったらいつでも連絡してきて」
辻本「う、嬉しいです!私、凄く凄く楽しかったです」
パチンとハイタッチをした2人
船が動きだしても小日向と辻本は見えなくなるまで手を振り続けた。
奈央「行っちゃったね」
和恵「………。」
奈央「和恵!?泣いとるんか!」
和恵「うち、妹ができたみたいだったから…」
真由美「ふふっ、いい子だったね」
恵利華「また会えたらいいわね」
和恵「うん……」
切原「(仁王先輩!和恵さんが泣いてますよ)」
仁王「か「和恵ちゃ~ん」」
芥川「和恵ちゃん、泣かないで~!」
丸井「ほら、和恵」
和恵「ありがと」
ハンカチを受け取った和恵さん。スタスタと竜崎が現れた…。
竜崎「これからが本格的な合宿だ。みんな気を引き締めるように!」
「「「はい!!」」」
一気に合宿モード全開の一同。
4人も気合い入れてサポートしようと力いっぱい返事をした。
榊「あと2日間合宿は続くが、午後からは練習試合を用意した。」
和恵「練習試合…」
表が貼り出されると慌てて確認をする。
恵利華/真由美「なっ…!」
和恵「ちょっと、これって……」
竜崎「………。」
ちらっと恵利華をみる竜崎に恵利華はラケットを握りしめた。
真由美「(な、なんで真由美が不二くんと試合なの!?恵利華は……」
越前「よろしく、氷帝のお姫様」
恵利華「………。」
To be continued...
2013.07.27