33.合同合宿9~終わらない夜
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桑原「よーしっ!食ってやる、死ぬまで食ってやるぞ!」
桃城「そうっすね!食いまくりましょう!」
丸井「そうだな!こんなご馳走滅多に食えねぇしな!」
木手「ソーキそばとは、心憎い物を出してくれますね」
裕太のを横取りするブン太。取りに行く手間ももったいないらしい。
幸村「それ位は自分で取ってくるんだね、ブン太」
丸井「うっ……わ、わかったって」
亜久津「ケッ……ま、タダだから食ってやるかな」
千石「と言いつつモンブラン独り占めかい?亜久津」
辻本「あははは!盛り上がってますか~?」
みんなとも明日でお別れだからと、明るく振舞う辻本。
甲斐「相変わらず明るいな、お前は」
辻本「はーい、お蔭様で」
甲斐「なーにが、お蔭様で、だ。ったく、少しはしんみりしろよ。明日でお別れだぜ」
辻本「ダメですよ。そういう時こそ笑顔で別れなきゃ」
甲斐「……ふーん」
辻本「え?何ですか?」
甲斐「お前は強いな」
辻本「えっ?私が?そんな事ないですよ」
甲斐「……だな、気のせいだ、多分」
辻本「もう、何なんですか」
河村「どうしたの、つぐみちゃん。元気ないみたいだけど……」
小日向「あ、隆さん……」
河村「大丈夫?」
小日向「は、はい。大丈夫です」
河村「えっと……キミとも……その、明日でお別れなんだね」
小日向「……はい」
河村「え~……き、キミが色々と手伝ってくれて助かったよ。ありがとう」
小日向「いえ、助けてもらったのは私の方です。お礼を言わせてください。ありがとうございます」
河村「い、いやあ……いいんだよ」
真由美「あ、ねぇ満月だよっ」
嬉しそうに真由美が空を指差した。
和恵「夏の夜っていいよね!」
奈央「暗い所は怖いくせに」
うるさい!と和恵が奈央に突っかかる。
恵利華「綺麗………あ!」
ヒューと空に光の線が泳いだ。
『バァァン』
大きな花火が上がると同時に跡部をみた恵利華
奈央「たーまやー!」
奈央が嬉しそうに両手をあげた。
真由美「明日から、合宿頑張ろうね!」
和恵「ほどほどにね~」
恵利華「和恵ちゃんの練習メニュー作ろうか?」
和恵「げっ!」
真由美も手伝うと言うと、じゃあその倍のメニューをやれ!という和恵
幸村「恵利華、少し話さない?」
恵利華「幸村くん……?わかったわ」
真由美「な、何のはなしだろうね…?」
跡部「…………。」
忍足「あ、青学の不二やん」
不二「真由美ちゃん、用事があって……いいかな?」
真由美「いいよ?どうしたのー?」
和恵「(不二と真由美って微妙に仲良いよねー)」
少し離れた所に移動する2人に心配そうに見つめる和恵。
平古場「和恵、ちょっとこっち来いよ」
和恵「え?何かあったの?」
平古場「いーから」
和恵「…………。」
スタスタとどこかへ歩く平古場を追って歩く和恵。
奈央「あ、あれ?ウチ、ハーレムじゃね」
跡部「…………。」
忍足「跡部、あんまり話は聞かん方が………はぁ」
奈央「ウチ、つぐみと彩夏と話してくるけぇ!」
遭難合宿の長い夜は続く
To be continue...