05.Gather
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真由美「あ、やっぱり起きてた」
恵利華「……おはよう。行こうか」
05.Gather
真由美「この家……和恵の家とどっちが広いんだろ?」
跡部家の門の前で立ち尽くす4人。
奈央「和恵んちはどこまでが敷地内かわからんけぇ、比べられん」
手をおでこに当て、遠くを見渡すような仕草をする奈央。
恵利華「ジャングルだもんね、和恵ちゃんの家」
和恵「家庭菜園って言ってほしいね!」
SPに案内され、敷地内に入った。
奈央「あれは家庭菜園の域を越えてるけぇ」
和恵「まぁ野放しだけどね~!あ、恵利華の家ってデカいんでしょ?うち行った事ないけど」
奈央「ウチもウチも!行きたい!どんなの!?」
恵利華「え…普通の家だよ…?和恵ちゃんの家よりは狭いと思うし」
盛り上がる2人とは裏腹に、パッとしない表情の恵利華
真由美「あんなのが普通なもんか!城だよ城!」
恵利華の“普通”という言葉に反応した真由美。
奈央「し…城…?」
恵利華「ジャングルと似たようなものじゃない」
和恵/真由美「「ジャングルじゃねーし!/和恵も普通じゃないの!」」
奈央「う…ウチ、目眩が…」
恵利華「ね!今度奈央の家でお茶しようよ!茶道家呼んで」
和恵「お!い~ね。うち良い茶道家知っとるよ?きっと恵利華も気にいるんじゃない?」
恵利華「わぁ!嬉し…」
奈央「2人は立ち入り禁止じゃから!」
「「どうして?」」
真由美「あははは…」
話が弾む4人に、執事だろうか?
スーツを着た男性が立ち止まった。
「こちらでおまちください」
中に入り、大広間の扉を開いた先へと歩いていく。
奈央「誰もいない……?」