33.合同合宿9~終わらない夜
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手塚「恵利華」
恵利華「?」
手塚「俺も行こう」
33.合同合宿9~終わらない夜
―砂浜にて。
木手「なぜ俺達を助けた」
平古場「一歩間違えばお前も、あの渦潮に巻き込まれる所だったんだぞ」
跡部「そんな事知るか。お前らだってさっき力を合わせて漕いだろうが」
木手「……確かに」
和恵「(根は素直…?)それより!さっすが跡部」
辻本「跡部さん、ありがとうございます」
跡部「礼はいい。木手の判断がなけりゃ、5人とも海のもくずだったんだしな」
木手「いや……やはり礼は言わせてもらいますよ。俺自身はともかく、彼女を救ってくれた事にはね」
和恵「え……」
平古場「そーだな。仲間を救ってくれたんだからな」
和恵「う、うちはあれくらいじゃ死なんし!」
ハハハと笑う比嘉メンバー
甲斐「辻本、謝るさぁ!酷いこと言って…」
辻本「あれは本心じゃないってわかりました!気が付いたのは甲斐さんが船で旅立ってからですけど……」
跡部「フン、クサイセリフを言いやがって。それにしても、よかれと思った計画がこれ程裏目に出るとはな」
和恵「ね、ひとつ聞いてい?その計画ってまさか恵利華も……」
跡部「さあな」
木手「それより跡部くん、そろそろ話していただけないですか?この合宿の意図を……」
跡部「あぁ」
この遭難は計画されたもので、その目的は選手全員を危機的状況に置き、極限状態での精神力を鍛える事だったと言う跡部。
跡部「バレちまったんだ。他のメンバーにも伝える。合宿所に戻るぞ」