32.合同合宿8~それぞれの探索
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―洞窟
いわをあたためよのメッセージを解読し、戻ってみると岩が動いていた。
その向こうにボロボロの船が見えたので行ってみることに。
奈央「海賊船…!」
宍戸「乗り込もうぜ!」
財宝があるとすれば船底にある倉庫だと言う乾。
倉庫に向かい、扉を開けるとそこには金銀財宝が!
奈央「うわぁ!?大発見だ!」
わぁ!と喜ぶ奈央
乾「おぉ…!」
宍戸「すげぇ!」
財宝に駆け寄る3人。しかし……
奈央「えっ!?」
宍戸/乾「!?」
喜んでいると、後ろから骸骨が近づいて来た!
宍戸「くそっ!」
側にあった剣を取る宍戸。
奈央も構える。
宍戸「奈央!!俺の後ろに隠れろ!」
奈央「ウチも戦う!」
宍戸「バカ言ってんじゃねぇ!!」
奈央「!」
宍戸「心配すんな!お前1人位、何としてでも逃がしてやる。乾、手伝え!」
乾「あぁ、わかった!」
奈央「(亮……)」
宍戸「クッ、こいつら、動きはノロいが妙に頑丈だぜ!」
奈央「………。」
乾「このままでは、3人とも捕まってしまう確率88%。肉体戦は苦手だが仕方がない。ここは俺に任せて、2人共逃げるんだ!」
宍戸「何言ってんだ、乾!」
奈央「そうじゃ!ウチだって戦え「誰かがこの事を報せに行かないといけないんだ!2人に頼む!」
宍戸「………。」
乾「幸い、この骸骨共は武器を持っていない。生命の危険はない」
宍戸「くっ……わかった!乾……すまん!行くぞ、奈央」
奈央「乾……」
『タタタタタタ……』
乾「行ったか…。さあ、骸骨共。この乾特製ジュースを飲むかい?」
メガネが光った。
―ロッジ前
小日向「ごめんなさい…」
タカさんを無理にたきつけ、余計な事をさせてしまったと謝る小日向。
河村「いや、いいんだよ。キミのお蔭で手塚の真意を知る事が出来たんだし」
大石もきっと自分で気付いていると言う河村。
今まで色んな試合や練習を乗り越えてきた仲間なので、信頼しあっているようだ。
小日向「そういう関係の相手がいるっていうのはいいですね」
河村「ああ。キミとも、そういう関係になりたいな。あ、ほら 一緒に遭難した仲間だしね。うん」
小日向「ふふ、私も同じ事思いました。先に言われちゃいましたが」
河村「そ、そっか」
小日向「ふふ」
恵利華「…………。」
日吉「ハァ…ハァ……(どれだけ走るんだ…)」
恵利華「(大石くんは謹慎だって聞いたけど……不二くん、橘くん、千石くん、神尾くん……)」
手塚「六角中のメンバーもいないな」
恵利華「!手塚くん…」
手塚「気付くのが遅くなってすまない。恐らく、俺が無理に止めたのを変に思って、探索に出たのだろう」
恵利華「そう…。こっちもどうやらゲームオーバーみたい。夕方に合同ミーティングを開きましょう。景吾くんにも伝えるわ」
手塚「わかった。」
恵利華「後は任せたわ。行くよ?ヒヨ」
日吉「ちょ…また走るんですか」
恵利華「え?もうバテちゃったの?」
日吉「これだけ走ってバテない方がおかしいですよ」
恵利華「え?何か言った?」
日吉「……はぁ」
『タタタタタタ……』
手塚「………。」
To be continue...
2011/09/16