32.合同合宿8~それぞれの探索
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真由美「みんな…!」
取り残されたメンバーの名前を呼ぶ。
3人も捕まってしまい、仕方がないので急いでここから離れることに。
橘「神尾達なら心配ない。必ず切り抜けてくれる」
神尾達を信頼する橘。
不二「行こう!こっちも追ってがくるかもしれない」
忍足「真由美ちゃん、行くで」
真由美「う、うんっ」
『タタタタタタ……』
何とか追っ手を撒いた4人
忍足「天ちゃん、寝てないみたいやし……大丈夫か?」
真由美「うん」
忍足「すまんな。あの時、無理にでも天ちゃんを止めとったら、こんな事には……」
真由美「侑士くん……」
責任を感じてる忍足に不二も橘も何も言えない様子だ。
真由美「そんな事ない。真由美が……、真由美が侑士くんと一緒に……!」
忍足「天ちゃん……」
橘「忍足!真由美!」
真由美「あ、今行くか「真由美ちゃん」…え?」
忍足「真由美ちゃんは……俺が命に換えても守ったる」
真由美「ゆ……きゃ!?」
真由美の手をとり、走り出した忍足
真由美「(今度の手は凄く力強いよ……侑士くんっ…)」
目の前に大きな橋がみえた。
不二「後ろから来たね……みんなは先に行って」
真由美「不二くん!?」
不二「大丈夫だよ、真由美ちゃん。この橋は一人ずつしか渡れない。さあ、早く行って」
橘「……すまんな」
忍足「後からちゃんと付いてこいよ」
真由美「不二くんっ」
後ろ髪をひかれる思いで走る真由美
不二「受けてみる?ボクのトリプルカウンター」
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真由美「はぁ…はぁ……」
忍足「(天ちゃん、体力の限界やな…)……橘」
橘「どうやらまだ休めないみたいだ」
さらに進むと行き止まりが……そして目の前には黒服が何人も迫ってきた。
忍足「天ちゃん、俺の側から離れたらあかんで」
真由美「侑士くん…」
忍足「しつこいやっちゃなぁ。男につきまとわれても嬉しないわ」
橘「フン……本気ば見せとうばい」
果敢に黒服に挑む忍足と橘
忍足「あかん、これはキリがないわ」
橘「ばってん、ここはおいが……」
真由美「橘くんっ」
橘「忍足、おんしは彼女を守っちゃり」
忍足「橘……わかった。頼むで、橘。天ちゃん、行くで」
真由美「う、うん!」
忍足は覚悟を決めて飛び出した。
橘「フッ……ケガばしとうなかったら近づかんこつばい」
黒服「むっ…!」
橘「がまだすばいっ!」