河村「手塚は俺達の事を心配してるんだ。俺も少し目先の事にカッとなってしまったし……手塚は1年の頃からテニス部の仲間で、俺達青学の部長だ。俺は、手塚を信じてるよ。だからキミも信じて欲しい。」


小日向「……はい」



こうして2人はロッジに戻った。



恵利華「(真由美と奈央は…？)」


『タタタタタタ……』


日吉「！」


慌ててついて行く日吉



手塚「………。」








恵利華「亜久津くんっ」


亜久津「テメェは……」


日吉「ちょ、恵利華先輩…」


マジマジと恵利華をみる亜久津に焦る日吉



恵利華「亜久津くん、奈央どこ行ったか知らない？」


亜久津「(こいつが奈央の言ってた恵利華か…)知らねぇな」


南「あっ、恵利華ちゃん、千石知らないか？」


恵利華「千石くんもいないのね。真由美は……」


日吉「……忍足さんもいないですね」


恵利華「え……」



周りを見渡す恵利華



恵利華「やられたわ」


日吉「恵利華先輩？」





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真田「よし！全員素振り1000回だ」



「｢｢イエッサー！！｣｣」



練習に精を出す立海大附属



幸村「みんな、動きが鈍いよ！」


切原「……にしても急に練習に力いれなくても」


真田「赤也！！」


切原「ひー！」


仁王「(それにしても参謀はどこに行ったんじゃ)」


柳生「(わかりませんね)」


真田「………。」



恵利華「幸村くん…！」


幸村「恵利華……どうしたんだい？」


丸井「？」



恵利華「夕方、みんなに話があるの」


幸村「わかった。夕方にミーティングをしよう」


丸井「恵利華、あのよ、和恵は…？」


恵利華「……その事についても話すわ」


日吉「(その事…？)」



恵利華「行こう、ヒヨ」


その時、恵利華の携帯が鳴った。


切原「え……ここって電波入らないんじゃ…」


日吉「恵利華先輩…？」


恵利華「…後で話すわ」


幸村「(そういう事か……)みんな、練習を続けて！……恵利華」


恵利華「？」


幸村「(立海のメンバーは俺がみてるから大丈夫だよ)」


恵利華「……ありがとう」



『タタタタタタ……』


日吉「！失礼します」



『タタタタタタ……』