32.合同合宿8~それぞれの探索
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―洞窟
黒羽「くそっ、行き止まりかよ!」
奈央「岩で塞がれてる……」
行き止まりに出た。
どうやら道が岩で塞がれているようだ。
奈央「(地図ではこの向こうに宝があるのに……)」
最初の分かれ道に戻るか、手前の行き止まりの場所を調べてみるかで意見が分裂した。
桃城・伊武・黒羽が最初の分かれ道に戻り、乾・宍戸・奈央が行き止まりを調べることに。
宍戸「この岩…」
行き止まりを調べると、変な形の岩があった。
結構古いみたいだが、いつ頃のものなんだろうかと言う奈央。
乾「あの地図は江戸時代の物だと思うのだが……それと同じ位古い物ではないか」
奈央「………。」
ここで奈央が何かを考え込む。
奈央「さっきの暗号じゃけど、「あいうえお」ではなく「いろは」だったのかも」
宍戸「いろは…?」
奈央「江戸時代にはあいうえおよりいろはの方が普及していたんじゃ」
宍戸「(なんでそんな事知ってるんだよ)」
そうしていろはに当てはめて解読すると……。
乾「『いわをあたためよ』」
宍戸「岩を暖める…か。たしか石油があったよな?」
この岩を先ほど広場にあった天然の石油を使って温める事にした。
火を使うのは危険だが、加減に気をつければ大丈夫らしい。
そして火をつけてしばらく待つと、ゴゴゴという音がした。
乾「思った通り、蒸気を使った仕掛の様だな」
奈央「さっきの塞がってた場所じゃな!」
さっきの岩で塞がれていた場所に戻った3人。
奈央「!」
宍戸「………。」
岩が動いていた。
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真由美「ここは……」
そこには映画に出てくる秘密基地みたいな施設があった。
進んでいくと、工場を発見。
何を作っているのかと疑問に思う真由美。
不二「……ボクには、銃に見えるよ」
真由美「えっ!?」
佐伯「偶然だな。俺も同じ意見だ」
中に入って調べてみたところ、やはりそれは銃のようだ。
橘「……銃を造っているとなると、何か巨大な組織が裏にあるんじゃないか?」
神尾「巨大な組織ってなんスか?」
不二「……?この銃は……」
不二が何かに気づいた様子。
黒服「…!」
真由美「みんなっ!逃げよう!」
ここで黒服の男に見つかり、警報機が鳴り響く。
不二「ちょっと待って。この銃なんだけど……」
千石「不二クン、今はグズグズしてる間はないみたいだよ!」
橘「アキラ!何をしている、早くこっちに来い!」
神尾を急かす橘。しかし次の瞬間……
『ガチャーン』
真由美「佐伯くん!千石くん!神尾くん!」
扉が閉まり、分裂した。