32.合同合宿8~それぞれの探索
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奈央「亮、みんなは?」
宍戸「この先の十字路で待ち合わせだ。」
奈央「あぁ、バレたら困るもんね。手塚、何だか警戒してたし……あ!何かあったらウチが亮を守るけぇ」
宍戸「あのなぁ…」
十字路で皆と合流して洞窟へ向かった。
―洞窟
進んでいくと、宍戸が何かで足を滑らした。
乾「これは……」
伊武「石油だ…」
黒羽「そりゃすげえ!もしかして俺達、億万長者になれるんじゃねぇか?」
しかし乾は、大した量がある訳ではないからダメだと言った。
ただ、引火して火事になったら大変なので火には注意が必要だ。
桃城「壁に何か書いてるっスよ」
ここで桃城が壁に何か彫ってあるのを発見。
乾「それ、見せてみろ。数字だな……漢数字で一一、二六、二五、六一、三二、三二、六五、三一」
奈央「暗号…?」
乾「あぁ」
これは暗号で、この8つの数字はそれぞれ平仮名に対応していると考えられると言う乾。
あいうえおの五十音の並びを数字に変換しただけの記号で、十の位が横の段、一の位が縦の行を示していると推理をする。
あいうえおを7掛ける7の文字表にして7行7段の文字表を作り、数字を当てはめると…
奈央「一一は「あ」、二六は「す」、二五は「し」……」
乾「続けると、あすしやたたりそ……となるな」
無理に解釈するなら「明日、死や、祟りぞ」となると言う乾。
奈央「妙じゃな……そんな言葉を暗号にするなんて……」
呪いの言葉かとビビるメンバー達。
桃城「ここまで来たら引き下がれないっスね!」
宍戸「そうだな!」
乾「奈央、大丈夫か?もしかすると危険かもしれない。今なら引き返せるぞ」
奈央「危険…?」
伊武「何かあっても自分で何とかするって言うなら大丈夫だけど……」
奈央「ウチは……」
宍戸「奈央、来たきゃ来いよ!」
奈央「亮……。ウチも行く!!」
―廃村
佐伯「へぇ…真由美ちゃんって頭いいんだ!」
真由美「や…そんな事はっ」
千石「可愛くて頭が良くて……真由美ちゃんは完璧だね」
不二「(何だか見られてる気配がするよ)」
忍足「(俺もや…)」
真由美が石を拾って投げた。
真由美「(手応えあり!)」
タタタタ…と駆け寄る一同。
橘「…監視カメラだな」
神尾「エンジェル様凄いっスね!」
真由美「(エンジェル様…)」
監視カメラを発見した。
手分けして辺りを調べる。
真由美「(それと、さっきから音が聞こえる…)……あ」
不二「どうしたの?真由美ちゃん」
真由美「不二くん、これみて」
音が聞こえる場所を突き止めた真由美。
不二と一緒に調べてみると、大きな排気ダクトを発見。
皆に報告をする。
橘「徹底的に調査をした方がよさそうだ。」
佐伯「そうなると、排気ダクトの中に入るしかないね」
神尾「そうっスね!」
不二「キミはここで帰った方がいいよ、真由美ちゃん。この先、何があるかわからないからね」
真由美「不二くん…。ううん、真由美も行くよ!ここまで来たんだもんっ!」
忍足「天ちゃんが覚悟を決めたんやったら、俺は反対せぇへん。」
真由美「侑士くん…。ごめんね」
忍足「大丈夫や、何かあっても俺が必ずお嬢ちゃんを守ったるさかい」
真由美「っ!?」