04. Hello clover
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―放課後
和恵「あー……テニス久々だぁ」
日吉「………。」
テニスコートに集まるメンバー。
男子生徒「なんだなんだ……!?」
「キャー!!跡部様ー!!」
「和恵様ぁー!!」
真由美「ねぇ今和恵様って……」
恵利華「ファンクラブだね、和恵の。」
和恵「ねー!恵利華、うちラケットないんだけどぉー」
奈央「ほらっ、和恵」
奈央が和恵にラケットを投げた。
和恵「これって……体育で使うラケット…」
奈央「……十分じゃろ」
和恵「まぁね」
日吉「くっ……嘗めやがって!」
跡部「日吉、いちいち熱くなるんじゃねぇよ。時間がないので1セットマッチだ。」
和恵「げ!!結局試合すんの?……まぁいいや、ウィッチ?」
日吉「……ラフ」
『カランカランカラン』
和恵「残念、スムース。じゃあコート貰うよ!うち……サーブ苦手だし」
「「「………え」」」
奈央「…あのマイペースは何とかならんのか」
真由美「まぁまぁ」
恵利華「……はぁ」
日吉「チッ…っ!」
『パァァン』
和恵「ほっ!」
『パァァン』
向日「いきなり逆サイドかよ」
忍足「それより、岳人みてみぃ」
向日「……!」
『タタタタタ……』
宍戸「なんだあのダッシュ力…!」
鳳「もうネットにつめてますね」
芥川「和恵ちゃんカッコEー!」
跡部「………。」
日吉「(しまった…!前に出るのは予想外だ)」
奈央「あぁなったら、もう打つ方向を変えるのは至難の技じゃけぇ」
真由美「ふふっ、気がつくのが遅かったみたいだね」
『パァァン』
宍戸「ストレート!あいつの正面だ」
和恵「いっただきー♪」
『パシィ』
榊「0ー15」
和恵のボレーが決まった。
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榊「ゲームセットだ。」
和恵「………。」
日吉「ハァ…ハァハァ…!」
向日「準レギュラーの日吉が…女に…。しかもテニス歴2年なんて…」
芥川「和恵ちゃんすげー……ね!次は俺と試合しよーよー!!」
和恵「え?いいけ「和恵」……ごめん、ダメみたい」
奈央「これで、俺……ウチらがここに居ていいって意味じゃろ?」
宍戸「………。」
真由美「やっぱり…ダメ……かな?」
忍足「いや、そんな事はあれへんけど……一応俺らにもプライドっちゅーのがあってな…」
真由美「っ、ごめんなさい」
恵利華「………。」
跡部「………。」
和恵「プライドを傷つけたなら謝るけど、傷ついたのがプライドだけで良かったってうちは思う!!」
真由美「和恵……」
和恵「このままだったら……プライドの他にもっと大きなモノが傷付くよ!」