30.合同合宿6~バナナとマンゴスチン
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30.合同合宿6~バナナとマンゴスチン
【山側】朝
手塚「今日は特に報告する事はない。各自、自分のメニューを組んでしっかりとこなす様に」
忍足「ま、大分この生活にも慣れてきたしな」
大石「自由時間を利用して、昨日伊武が缶詰を見つけた場所に行ってみたいんだが」
手塚「止めておけ、大石」
大石「え?どうして?」
手塚「昨日も言っただろう。もし先生方の持ち物なら、みんなもうこっちに向かってるはずだ」
大石「それはそうなんだが……どうしても気になって……」
真由美「大石くん……」
不二「大石、先生方の事が心配なのはわかるけど、気にし過ぎじゃないかな」
菊丸「そうそう。あのバアさん達なら、なぁんもなかったみたいに、ひょっこり出てくるんじゃない?」
越前「ただもんじゃないっスからね、先生達って」
大石「……そうだな」
手塚「では、今日も1日油断せずに行こう」
【海側】
跡部「探索では、少し遠い所まで調査しろ。いいな」
木手「跡部くん。今回は我々も探索に行きましょう」
跡部「ほう、珍しいな。まあいい、ならお前達には……」
木手「待ってもらえますかね。探索場所は我々が決めます」
恵利華/和恵「!」
跡部「何だと?……それは聞けねぇな。こっちにはこっちの予定がある」
木手「ならば、我々には我々の予定があるという事ですよ」
跡部「なら探索は許可しねぇ」
木手「でしたら無許可でやるだけです」
黒羽「お前ら……嫌がらせをやってるのか!」
平古場「おー、怖え、怖え」
葵「落ち着いて、バネさん!」
跡部「木手、余計な挑発はさせるな」
木手「わかりましたよ。平古場くん、後でゴーヤですね」
平古場「おいおい、そりゃないだろー、永四郎」
木手「ともかく、我々は我々で思う所があります。好きにさせてもらいますよ」
跡部「……いいだろう、好きにしろ。ただし、事故に遭った時は責任を取れ。いいな?」
木手「いいですよ。どういう責任の取らせ方をするのかは知りませんがね」
跡部「それはその時に考える」
和恵「………。」