29.合同合宿5~小悪魔の散歩
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【山側】
夕方のミーティングが始まり、各自探索結果の報告が行われている。
柳生「小麦粉がありましたよ」
小麦粉を発見したと言う柳生。柳生が調べた廃村は、前日越前が調べた場所だ。
越前「………。」
桃城「見落としたんじゃないか?」
越前「……俺が?桃先輩ならわかるッスけど」
桃城「あんにゃろー…」
伊武「真新しい缶詰を見つけた」
奈央「え!?新しい…?」
大石「もしかして先生達の持ち物じゃないのか?」
葵「そうですよ!きっとオジイ達の……今からでも捜しに行かないと!」
手塚「落ち着け、大石。あくまで可能性の話だ。それに、今からでは遅い。もう日も暮れる」
真由美「それにもし先生達なら、今頃はこの合宿所に来てるんじゃないかな?」
大石「……そうだね」
佐伯「手塚くん、剣太郎はオジイが心配なんだ。わかってあげて」
手塚「あぁ」
奈央「…………。」
【海側】ミーティング
柳「灯台を見つけた。あそこからなら、救助隊がよくみえるだろう」
日吉「缶詰を見つけました。海岸に打ち上げられてました」
裕太「俺は鳴き砂の海岸を見つけました」
桑原「珊瑚礁がある海をみつけたぜ」
跡部「報告は以上だな。では解散」
木手「………。」
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大石「真由美ちゃん!」
真由美「大石くん」
大石「あー…あの、海側メンバーと合同で肝試しをやるんだけど、良かったら参加しない?」
真由美「き、肝試し…?」
大石「あ、大丈夫だって!肝試しって言っても手塚や跡部には許可をとってるから安全だし…」
菊丸「大石ー!」
和恵「………」
真由美「和恵!」
菊丸「和恵ちゃんも参加するって」
ねー?と腕を組み嬉しそうな菊丸。
大石「あれ?でも和恵ちゃんは海側じゃ…」
菊丸「俺が連れてきたの!いーでしょ?大石~!」
真由美「(ふふっ、仲良いなあの2人…)」
大石「別に大丈夫だけど、真由美ちゃん、どうする?」
真由美「え……あ…うーん…」
どうしようと考えていると、目に入った忍足の姿
真由美「さ、参加する…」
【離れロッジ】
甲斐「何しに来たんば?」
辻本「あ、甲斐さん。おにぎりですよー」
甲斐「貴重なお米じゃん。何コレ?」
辻本「か…和恵さんからの差し入れです。4個あるから私も食べますね。一緒に食べましょうよ」
甲斐「いらない」
辻本「え?甲斐さんはお米嫌いなんですか」
甲斐「そんなんじゃねぇ」
辻本「(せっかく和恵さんが……)そうやって意地張ってるのはカッコ悪いと思います」
甲斐「別に……って、ふぁに…!?この、無理矢理口にいれるな!」
辻本「こうでもしないと食べないでしょ。残りのおにぎり、他の人に渡してください。捨てたりしたらダメですよ!」
『タタタタタ……』
甲斐「あいつ……怒ると怖いな。」