29.合同合宿5~小悪魔の散歩
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真由美「恵利華っ」
真由美が海側の様子をみにきた
恵利華「どうしたの?もうすぐお昼でしょ?ご飯とか……」
真由美は忙しいでしょ?と恵利華
真由美「ううん、侑士くんが張り切ってるから」
恵利華「それなら余程……」
真由美「恵利華、真由美頑張る事にした……から。そ……その…」
恵利華「(何か良いことでもあったかな)それ以上はいいわ」
真由美「恵利華、ご、ご飯手伝おうか…?」
少し心配そうに真由美が問いかける
恵利華「ううん、昼は景吾くんが担当だから様子を観に………って言っても、私、料理できないんだったわ」
どうしようと考える恵利華に、真由美は珍しいものでもみる目付き
真由美「とりあえず一緒に行ってみようよ!」
真由美が恵利華の背中を押した
【海側】炊事場
『トン…トン…トン…』
辻本「あれ、跡部さん料理当番ですか?」
跡部「何だ、その珍しいものを見たって目は」
辻本「実際珍しいですよ。初めて見ましたもん」
跡部「たまには俺も料理位はする。樺地にばかりやらせるつもりはない」
辻本「大抵、私と忍足さんが料理手伝ってるんですけどね。私も手伝います」
跡部「ああ、知ってる。なかなか評判がいいな。手伝うんなら頼む」
辻本「了解です!任せてください!」
真由美「あ……あれは…彩香ちゃん…?」
辻本「跡部さん、包丁捌きも堂に入ってますね」
跡部「いちいち感心してんじゃねぇ」
辻本「でも、私が見てきた人の中でもかなり上位に入る包丁捌きですよ。恵利華さんに教わったんですか?」
跡部「バーカ。これはお前のを見て覚えたんだよ」
辻本「えっ!?」
真由美「な、何だか大丈夫そう……だね」
心なしか残念そうな顔をする真由美
恵利華「………。」
真由美「恵利華?」
恵利華「……私も料理してみよっかな…」
真由美「え……恵利華…!?」
恵利華「あ……なんでもないわ!じゃあ真由美、また後でねっ」
『タタタタタ……』
真由美「え……ま、まさか恵利華……!……え!?」
向日「奈央!」
奈央「岳人、どうしたの?」
向日「お前さ、亜久津の事、怖くねーのかよ」
奈央「え…?」
向日「喧嘩っぱやいってきくしよ」
奈央「ごめん、岳人。ウチは放っておけないんじゃ。それに心配は無用!」
向日「それなら……いーけどよ」
奈央「じゃあ、作業頑張ろうー!」
『タタタタタ……』
向日「(クマできてるじゃん……)」
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宍戸「(アイツ、強いしな。いざとなったら大丈夫だろ…)」
和恵「よっ!」
宍戸「和恵、またこっちに……ったく、恵利華に怒られっぞ?」
和恵「大丈夫大丈夫、うち、要領いいからね!恵利華は観月と話してた」
宍戸「へぇ、珍しいなあの2人」
和恵「なんかラプラスの魔がどうとかこうとか……うちにはわからん!」
宍戸「(偏った話してんな)……で、俺に何の用だ?」
和恵「奈央知らない?」
宍戸「何で俺に聞くんだよ」
和恵「あんたたち仲良いから…」
宍戸「……、さっき岳人が様子みるって言ってたけどな」
和恵「様子みる?何かあった?」
宍戸「亜久津と一緒にいるのが心配なんだってよ」
和恵「はぁ?奈央特有のお節介でしょ。ったく岳人も心配性だね」
宍戸「……そうだな」
和恵「(もしかしてヤキモチ…?)」
桑原「和恵」
和恵「え……ジャッカル?」
何の用?と和恵
桑原「山側で滝が見つかったらしくてな、めずらしく比嘉中の奴等も興味を示して一緒に行く事になったんだが、一緒に来るか」
和恵「……うちにボディーガードになれと」
桑原「あのなぁ」
和恵「ま、行ってやってもいーけど」
桑原「……なんで上からなんだよ。」