04. Hello clover
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お昼休み、各々が自由に過ごす時間。
【Aクラス】
「「(ジー…)」」
恵利華「………」
「「「(和恵様……)」」」
和恵「はぁ……」
クラス中の視線を浴びてる2人。
しかしみんな声が掛けられないでいた。
恵利華「奈央の作ってくれたお弁当美味しい。」
奈央「ほんと!?ウチ恵利華の執事になれる!?」
和恵「何を目指してんのだか……」
恵利華「私も奈央が料理できるなんて知らなかったからお互い様ね!」
奈央「恵利華……」
奈央の手には絆創膏。そしてカバンの中には誰でも作れるお弁当という本が。
誰でも……に該当しない、基本シェフによる料理の2人
恵利華「ね、…転校の手続きってどうやってするのかな?私達……」
和恵「案外簡潔な書類でできるんじゃね?うちらも資本基準だけで白葉入学したしさ?」
奈央「それは3人がずば抜けてるからじゃけぇ」
いつの間にやらAクラスに来ていた奈央と真由美。
和恵「Eクラスどう?うちらはね~…」
いつも通りの他愛ない話が始まる。
その頃、食堂では、珍しく男子テニス部が集まり、一緒に昼食をとろうとしていた。
忍足「珍しいやん、自分が学食なんて」
先に来ていた跡部の前に座る忍足。
跡部「たまにはいーだろ」
ローストビーフ定食を目の前に、お箸を割った。
宍戸「……だな。第一教室はうるさすぎるぜ」
向日「お前らのとこもかよ?」
忍足「ああ…。恵利華ちゃんと和恵ちゃんが話す度に歓喜のウェーブや」
向日「た…大変だな。こっちは担任が奈央を気に入っちまってよー」
芥川「真由美ちゃんは癒されるC~」
鳳「先輩達……」
宍戸「おー!長太郎、こっちに来いよ!」
鳳「皆さんお揃いで……珍しいですね。何かあったんですか?」
宍戸「アイツらと同じクラスでよー」
向日「キャアキャアワァワァうるさいんだよ」
鳳「2年も随分な騒ぎですよ。ねぇ樺地」
樺地「ウス」
向日「2年もかよ!クソクソ、ちょっと…いや、かなり可愛いからってよー!」
忍足「岳人、誉めてるんか貶してるんかどっちやねん」
宍戸「顔に関しちゃ、貶しようがないのは確かだが、うるさいのはマジ勘弁」
鳳「……もしかして、先輩達みんな同じクラスですか?」
芥川「そうだC~!びっくりだよね~」
忍足「跡部?さっきから黙り込んでどないしたんや?」
跡部「あぁ、クラスの事なんだが……忍足」
忍足「なんや」
跡部「俺が2年の頃みた時は…」
「跡部」
跡部「榊監督…」
榊「少し話がある。いいか?」
跡部「ええ。……樺地」
樺地「ウス、片付けておきます」
『スタスタスタ…』
向日「榊監督……放送使えばいーのによ」
芥川「変なの~」
忍足「………。」