28.合同合宿4~料理を作ろう
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
千石「奈央ちゃーん」
奈央「千石…?」
千石「キミ、可愛いね~!デートしよーよー」
奈央「デート?ウチと…?」
千石「そう!奈央ちゃんと!」
乾「奈央が嫌がっている確率100%」
千石「乾クン…」
奈央「乾、どうしたの?」
乾「もうすぐ夕食だ。」
奈央「あぁ、もうそんな時間……亮達を呼びに行かんと……で、千石は用事?」
千石「い、いや~…亜久津がいなくて。奈央ちゃん知らない…?」
奈央「亜久津…?ウチ、探してくる」
『タタタタタタ……』
千石「あ、奈央ちゃん!………で、乾クンはどうしてここにいるわけ?」
乾「お前が奈央に声をかける確率が96%だったからだ」
千石「へ、へぇ―…」
-----------
-----------------------
奈央「(亜久津……普通に探したってでてこんな)………亜久津ー!迷子の亜久津ー!」
奈央の探し方で数名の笑い声が…
そして
亜久津「誰が迷子だ!………またテメェかよ」
奈央「テメェじゃない、奈央」
亜久津「俺に構うんじゃねぇ」
奈央「奈央じゃ!亜久津、覚えときんちゃい」
亜久津「……チッ。遭難したのに元気な奴だな」
奈央「そーなんじゃ!」
亜久津「……殴るぞ」
奈央「ダメじゃって短気は!人間どんな状況でも笑える位の余裕はないと!」
亜久津「で、用件はなんだ」
奈央「お腹すいたじゃろ?もうすぐご飯」
『ぐ~…』
奈央「はっ!」
亜久津「……言ったテメェが腹減ってるんだろーが」
奈央「ウ…ウチとしたことが…!」
亜久津は笑いながらどこかに行った。
-----------
-----------------------
【海側】
跡部「では、今日の探索結果だが、まず俺様から発表する。離れ小島を発見した。特に変わったものはなかったがな」
鳳「無人の漁村がありました。あと、そこで破れた網を見つけて持って帰ってきたんですが……穴が大きすぎて、網としては使えないですね」
恵利華「………。」
その他、森でマンゴーをみつけた者、海岸や岩場で魚が一杯いる場所を見つけたという報告が入った。
【山側】
手塚「では、今日の探索の結果を報告してくれ」
越前「村を見つけました。……廃村だったっスけど」
桃城「鳥居があったっスよ。神社はなかったけど」
海堂「湧き水を見つけました。ただ、水を汲みに行くには遠すぎるっスね」
手塚「ふむ……一応地図には書き込んでおこう」
千石「小川があったよ。おそらく、この合宿所内を流れている川の支流じゃないかなー」
向日「滝を見つけたぜ。ここの川のずうっと上流だ」
河村「果物が一杯生っている所見つけたよ。ここから近いし、食料調達にはいいんじゃないかな」
橘「同じく、山菜がある場所も見つけた」
手塚「では、その2つは食料調達の際に使う場所に入れておこう。報告は以上だな」
大石「先生方は見つからなかったのか?」
橘「残念だが……」
向日「見なかったなぁ」
大石「そうか……」
手塚「心配するな、大石。明日はもう少し捜索範囲を広げる。では、以上でミーティングを終わる」
小日向「あ、彩香。何かあった?」
辻本「う~ん…そうだ、テニスの練習場所がないって話…」
小日向「こっちも手塚さん達がしてた」
辻本「みんなテニス部だから、そりゃあ練習用のコート位欲しいよね」
小日向「でも、コートなんてそう簡単には作れないでしょ。ネットとかも必要だろうし……」
和恵「じゃあ長太郎が言ってた破れた網、貰ってこようか?」
辻本「和恵さん!」
和恵「うちらの為にそこまで考えてくれてありがと」
『タタタタタタ……』
小日向「凄く綺麗……」
辻本「ホントに月とスッポン……」