28.合同合宿4~料理を作ろう
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―広場
「あ、真由美ちゃん」
真由美「不二くんおはよう」
不二「おはよう。(昨日の悩み事は解決したのかな…?)」
真由美「?あ、青学って仲良いよね!不二くんはどうして山側を選んだの?」
不二「あれ?ボクと一緒じゃ不満かな?」
真由美「えぇ!ふ、不二くんっ」
不二「クスッ、冗談だよ」
真由美「も、もう……」
不二「山側を選んだのは、やっぱり青学のメンバーと一緒だからだよ」
真由美「そっか、みんな仲良さそうだもんね。「真由美ー!」あ、奈央」
奈央「不二、ウチ青学担当だから練習で何かあったら言ってね!で、真由美!ウチ果物発見した!」
真由美「果物?どこ?」
奈央「木の上!」
どーんと効果音が付きそうな程、堂々と告げる奈央
真由美「そうなんだ…果物…」
奈央「よーし、真由美、行くぜ!」
真由美「えぇ!」
『タタタタタタ…』
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果物が生っているのを見つけたものの、高くて採れそうにないと言う奈央。
向日「そんなもん、俺に掛かりゃ楽勝だぜ。案内しな」
奈央「岳人がいれば百人力じゃけぇ」
真由美「そ、そうだね!」
そして、雑木林へとやってきた3人。
奈央「あの木じゃ」
その果物は細くて高い木の上にあり、あっという間に採ってやるという向日。
菊丸「君たち…」
お目当ての木の下に居た菊丸。
菊丸「おっ、やる気か向日。やるんなら負けないぞ」
向日「面白ぇ、やってやろうじゃん。上には上がいるって事を教えてやるぜ」
奈央「2人とも子供っぽいなぁ」
どっちが沢山あの果物を採れるかという勝負をする事に。
菊丸「ほっ」
向日「とうっ!」
菊丸のアクロバティックと向日のムーンサルト!
華麗に果物を採る2人を見守る奈央と真由美
2人とも5個ずつ採ったところで、残っている果物はあと1つ
向日「どっちが先に採るか……」
菊丸「勝負っ!」
「貴様ら、何をやっとるか!」
向日「いっ……俺、こいつ苦手」
奈央「真田、2人に果物を採ってもらってたの」
真田「ほう……あれか。なるほど、手が届かんという訳か」
真由美「うん、それで2人にジャンプして採ってもらって……」
真田「たるんどる!」
真由美「!」
真田「あの程度の高さの果物を採るのにいちいち飛んだり跳ねたりする必要がどこにある」
向日「じゃあお前はどうやって採るんだよ」
真田「ふん、簡単な事だ。あんなものは……渇!!!」
真由美「え…」
奈央「データ外じゃ…」
地面に最後の1つが落ちていた
真田「……この様に、気合いさえあれば簡単に採れる」
菊丸「びっくりしたぁ」
向日「な、何だ、こいつ……」
真田「日頃の鍛錬の賜物だ。お前達も精進しろ」
菊丸「ちぇっ、余計な事してくれて」
向日「おう、折角俺が勝つ所だったのに」
菊丸「待てよ、それは俺のセリフだぞ」
向日「何だと?」
真由美「まぁまぁ!2人共っ!……で、奈央はどうして真由美を呼んだの…?」
奈央「ウチ…真由美が木に昇る所がみたかった」
真由美「え!?」