28.合同合宿4~料理を作ろう
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28.合同合宿4~料理を作ろう
【海側】炊事場
真田と柳が将棋をしているのを発見した恵利華
恵利華「真田くんって将棋が趣味だったのね」
真田「なに、下手の横好きだ」
柳「謙遜するな弦一郎。お前の腕はなかなかだぞ」
恵利華「そうみたいね……」
真田「恵利華は、将棋に興味あるのか?」
恵利華「ええ、祖父とよく打っていたわ」
真田「そうか。ではこの局面、お前ならどういう手を打つ?」
恵利華「そうね…」
じっとコマをみる恵利華
恵利華「(角をもっていくと積むわね)……5四歩…かな」
柳「!」
真田「ほう、なぜそう思う?」
恵利華「単に角の筋を空けたかったからよ」
真田「角の筋を…?」
柳「…恵利華、なかなか筋がいいな」
恵利華「ありがと」
真田「角を……!れ、蓮二」
柳「俺の負けだ、弦一郎」
真田「恵利華……」
柳「恵利華ならもういないぞ」
真田「…そうか」
柳「………。」
【海側】海辺
辻本「SOSの作製、手伝いに来ました!」
跡部「ほう、そうか。では手伝ってくれ」
辻本「はい!あれ…恵利華さんは…?」
跡部「なんだお前…恵利華に付きまとってるのか」
辻本「昨日、あまりお話出来なかったので、今日はぜひお近づきに…と」
丸井「ま、恵利華はオーラがあるからな。それに俺らが近付くと幸村が怖いし…」
桑原「俺も話した事ないな…。真田とは話してるのみたけど…」
跡部「アン?普通に話してみたらいいだろ。お前達が思ってるより恵利華は堅くない」
辻本「あたしからすれば憧れ…あ、あれは……恵利華さん!」
恵利華「あら、救難信号の作製頑張ってね」
辻本「は、はい!(わぁ、人形みたい……)」
跡部「フッ…。恵利華、ストーカーには気を付けろよ」
辻本「跡部さん!」
恵利華「………?」