27.合同合宿3~海or山
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恵利華「景吾くん、見回り終わったの?」
跡部「あぁ、今終わったとこだ。少し、散歩するか」
恵利華「ええ」
森の中を散歩する跡部と恵利華
恵利華「夜になるのが早いね。目利きも悪くなるし、それに……」
跡部「怖いか?」
恵利華「べ、別に怖くなんて…!」
跡部「フッ、実際の俺達の今の状況と被ってるからだろうな」
恵利華「も、もう…」
跡部「心配するな。お前の事は俺が守ってやる」
恵利華「……景吾くん、今朝はありがとう。私…景吾くんがいなかったら、もしかして……」
跡部「恵利華、俺は自分の大事なもんを守っただけだ。」
跡部をみると、真っ直ぐに恵利華をみていた
跡部「感謝されるような事はしていない。」
恵利華「景吾くん…」
「夜道は危ないよ」
恵利華「ゆ、幸村くん…」
幸村「跡部、恵利華を夜にこんな所へ連れて行くなんて、あまり感心しないな」
跡部「アン?俺様がいるんだ。大丈夫だ」
恵利華「あ、幸村くん、私が散歩しようって言ったの!それに話があったから……ごめんね」
幸村「恵利華がそう言うならいいけど……」
跡部「チッ」
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宍戸「奈央!」
奈央「亮、さっきは夕食一緒に食べれなくてごめん…」
宍戸「いや、お前らが仲良いのはわかったしな」
奈央「ははっ!…あ、何か用じゃった…?」
宍戸「あのよ、今朝の事だけど……落ち込んでねーかなと思ってよ」
奈央「落ち込む…?ウチが?」
宍戸「恵利華がいなくなった時」
奈央「ウチ、この件でもっともっと邪魔してやろうかと思ったんじゃ」
宍戸「はぁ!?(落ち込んでなかったのか)」
奈央「先輩との約束は守るけぇ!」
『タタタタタ……』
宍戸「な、なんだよアイツ…」
【海側】
切原「和恵先輩、なんで比嘉中なんて1人で行ったんスか?」
和恵「うち、担当だからね!」
桑原「担当って…危険すぎるだろ」
和恵「え…でもさうち……(空手やってるし…)」
そう、和恵は強い。
丸井「ま、ピンチになったら助ければいいんじゃねーの?……ジャッカルが」
桑原「俺かよ」
和恵「(盾にもならんし)」
丸井「ま、冗談は置いといて……どーせ止めても行くんだろ?」
和恵「あ……うん」
切原「和恵先輩っスもんね」
和恵「……」
桑原「無茶はするなよ」
和恵「ジャッカルのくせに余計なお世話だし!」
桑原「(照れてる……のか?)」
少し和恵の事がわかったジャッカルだった。
【山側】
不二「真由美ちゃん、浮かない顔してるけど…」
真由美「え!?……あ、漂流して、その先どうなっちゃうのか不安で……」
不二「ああ、そうか。こんな事になっちゃったから……」
真由美「でも、みんないるから不安がる事はないんだけどね」
不二「そうだよ。どんな事があっても、ボク達が守ってあげるよ」
真由美「あ、ありがとう」
不二「不安ならさ、ちょっとボクと話さない?」
真由美「うん!」