27.合同合宿3~海or山
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―山側、食堂
向日「亮、奈央らは?」
宍戸「恵利華にご飯持っていったついでに、部屋で食うってよ」
菊丸「でもさー、これからどうなるんだろうね?」
大石「きっと女の子達は不安だろうな…」
向日「奈央はちっともその素振りをみせないけどな」
忍足「真由美ちゃんは不安そうやな」
手塚「そういう面を踏まえて、フォローしていこう」
不二「そうだね」
―海側、食堂
真田「ふむ、恵利華は休んでるのか」
切原「しっかし今日の跡部さんは凄かったっスね!もしかして、付き合ってるんスか!?」
芥川「跡部、あんまり相手にされてないC~」
跡部「慈郎…」
幸村「ふふっ、アレ立海のトレーニングにいれようか」
仁王「赤也だけのう」
切原「そんな!丸井先輩~!」
丸井「頑張れよ、赤也」
【山側】
手塚「さて、今後についてもう少し詳しく決めておこう」
真田「全体のスケジュールを立てておく必要があるな」
乾「食料、燃料、水の調達と探索のローテーションを決めた方がいいな。作業時間の設定も必要だ」
奈央「そういう事ならウチらに任せんちゃい!」
真由美「うん、私達マネージャーだからね」
手塚「よし、スケジュール表の作成は真由美と奈央にやってもらう」
乾「それと、救助が来た時にすぐに気づいてもらえる様に、何か目印を作っておいた方がいい」
手塚「ああ。だが今日はもう遅い。それは明日の朝、跡部と相談して行うとしよう。今日はみんな疲れただろう。早めに休んで、明日に備えろ。起床は6時だ。」
向日/奈央「6時!?」
真由美「真由美が起こすから」
忍足「しゃーないな、岳人は」
手塚「では、本日は以上だ」
小日向「(ふう……これからどうなるんだろ)」
真由美「(つぐみちゃん…)」
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小日向「………。」
真由美「つぐみちゃん」
小日向「真由美さん……」
真由美「無理してない?」
小日向「あ…」
真由美「こんな状況で、何を言っても気休めにしかならないけど……今は今できる事を精一杯してる。一人じゃないからね」
小日向「真由美さん……ありがとうございます」
真由美「うん」
【海側】
切原「丸井先輩、アレ、和恵さんじゃないっスか?」
丸井「あいつ……どこに行くんだよぃ」
【離れロッジ】
和恵「ウィッス!」
平古場「わ、何だお前」
和恵「ん~…何か手伝おうと思って!うち、比嘉中担当だし」
平古場「偵察って訳か?」
和恵「は?違うし!うちはただ……」
平古場「ま、勝手にすれば?別に見つかってまずい物なんかないし」
和恵「わかった!じゃあ勝手に手伝う!」
平古場「変な奴……」
ロッジに向かう和恵。
甲斐「何だ?お前」
和恵「えっと…」
木手「ん?何ですかキミは」
和恵「ねぇ、夕食はどうしたの?」
木手「我々は自活するすべを知っている。心配は無用ですよ」
和恵「自活、ねぇ~」
木手「……何かあるようですね。我々に話でも?」
和恵「こんな状況だし、やっぱりみんなと協力し合うのがいいと思う」
甲斐「そんな事言いにきたのか?」
木手「…跡部君の差し金ですか?」
和恵「違うし!うちが個人的に…」
平古場「アハハ、健気やしぃ」
和恵「確かに!この島は沖縄に近い環境かもだけど、ここは沖縄じゃない!」
木手「現状では、協調する必要性を感じませんが、キミの言う事も一理ある。明日からミーティングだけは参加しましょう」
平古場「永四郎……」
甲斐「主将がそう言うならいいんじゃねーの」
和恵「サンキュ!」
木手「わかったなら、早々に立ち去りなさいよ。そうでないと、あちら側で心配されますよ」
和恵「おおっと、わかった、サンキュー!」
『タタタタ……』