04. Hello clover
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和恵「……なんか視線感じない?」
奈央「……確かに」
真由美「何も悪い事してないのにね~」
恵利華「転校生だからじゃない?」
氷帝学園についた4人。
「「……」」
「ちょっ……何あの人達……」
奈央「…ねぇ、クラス発表ってど……」
「キヤァァァアア」
奈央「………ん?」
隣の女子生徒に話しかけた奈央
和恵「……うっせー。奈央、やっぱ眼鏡かけといて?」
「あ…あのっ」
恵利華「…なに?」
「(目、目が合った……!可愛すぎて言葉が出ない……っ)」
恵利華「??」
奈央「ま、恵利華じゃしな。クラス発表の場所はどこじゃ?」
余程気になる様子の奈央は隣に居る女子生徒に話しかけた。
「あっ……ここをまっまま真っ直ぐで」
奈央「左」
「え…っ、あ…そうですけどっ…なぜ……?」
奈央「勘。」
「っ……!!」
奈央「行こう。ウチらの……新しい幕開けを見に」
恵利華「うんっ」
真由美「行こう行こう」
和恵「大袈裟~」
『スタスタスタ……』
「「…っ…」」
あの日のように
4人揃っての登校
彼女ら独特の
雰囲気 風貌 立ち居振る舞い
一度見たものは、憧れずにいられない。
「何だったんだろう……あの4人…」
「さぁ…?でも……」
「あぁ…この氷った学園に…女神の誕生か…」
孤高の集団氷帝学園
彼女達がこの学園に足を踏み入れた事により
少しずつ変わろうとしていた
奈央「あ……あれは…」
芥川「みんなおはよー!」
和恵「おっす」
掲示板前に着いた彼女達。
そこに偶然出くわしたテニス部員。
宍戸「お前ら……制服…」
奈央「宍戸っ!宜しく」
宍戸「宜しくって……」
意味がわからないといった様子の宍戸。
跡部「コイツらは今日からこの学園の生徒だ」
「「「えぇ!?」」」
鳳「何がどうなってるんですか!?」
跡部「……さぁな」
和恵「何がどうなったかは知らんけど、あんた達の監督が手配してくれたみたいよ~?」
鳳「榊監督が……?」
宍戸「ますますわかんねーぜ」
忍足「いや、榊監督のする事やからなぁ……元々わからんで当たり前や」
向日「そーだな」
奈央「謎の多い人なんじゃな」
恵利華「ねー」
なぜか同情する奈央と恵利華。
和恵「それよりクラスみたい!!……どけ」
顔と言動が一致していない和恵に、一瞬みんなが固まった。
そして素早く道が開いた。
恵利華「和恵、女の子がそんな言葉使いしちゃダメだよ」
和恵「……気をつけます」
そう言いながらもズイズイと進んでる恵利華をみて、和恵はなぜか感心していた。
奈央「どーした?真由美。うずうずして」
真由美「ク…クラス……」
奈央「みたいの?」
真由美「うんっ」
先程から自分のクラスが気になってる真由美。
人見知りをしている彼女は、言い出せないでいた。
和恵「クラス、うちと恵利華がAクラスで、あとの2人はEねー!!」
真由美「っえ!?」
発表を自分の目で見たかった真由美。
無残にも和恵に告げられてしまった。