27.合同合宿3~海or山
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手塚「お前は誰でも構わないから手伝ってやってくれ」
小日向「あ、はい。わかりました。」
真由美「無理はしなくていいからね?」
小日向「ありがとうございます」
菊丸「じゃあ、出発ーッ」
奈央「俺についてきんちゃい!」
向日「あ!奈央ずるいぜ!」
桃城「待ってくださいよ~!」
『タタタタ……』
真由美/不二「(元気……)」
そして海側も各自荷物を置き、それぞれの場所へと集まった。
【海側】
跡部「じゃあこれから何をするか、決めていくぞ」
幸村「この近辺を調査した方がいいね。何があるか調べておかないと」
柳「今は何より情報が欲しい」
真田「そうだな。では合宿所内の捜査をしよう。」
跡部「ああ、使える物がないか探せ」
和恵「よっしゃー!探索!!」
切原「和恵先輩!あっち探しましょうよ~!」
丸井「お前ら、真面目にやれよぃ」
和恵「わ…わかってるしー!」
辻本「私もやります!」
跡部「ん?ああ、いや。お前は他の誰かを手伝ってやれ」
辻本「あ、はい。わかりました」
【山側】
手塚「全員揃ったな。では、見つかったものを確認しておく」
真由美「えっと、見つかったのは壊れた無線機、大工用具、ランプ、灯油、懐中電灯、ポリタンク、浄水器、米、調味料各種……」
不二「生活に必要なものは大体揃ってるね」
乾「それと、裏山に畑があったのは助かったな。野菜は重要なビタミン源だ」
越前「……ミキサーがなくてよかったっス」
真由美「あははは」
桃城「それに、米もありがたいっスよね」
奈央「じゃが、見つかった量が90リットルじゃあ、もって4日分じゃ」
宍戸「なんでアイツは米の計算までできんだよ」
以前の勉強会はなんだったんだと思い出す
忍足「せやけど、野菜も数限られとるなぁ」
手塚「となると……やはり食料は俺達の手で何とかしなければならんな」
河村「釣り道具一式があったから、近くの川や海で魚は摂れるんじゃないかな」
鳳「釣りだけでしたら……必要量の確保は難しいですよね。」
向日「罠でも作ろーぜ!」
海堂「裏山にあった竹やぶを使えば何か出来るんじゃないっスか?」
乾「近くの雑木林にはキノコとか山菜もある」
手塚「山菜やキノコは注意しないとダメだ。毒のある物がある」
越前「だったらいいの、見つけた」
『キノコ大図鑑』と『山菜大図鑑』を指差すリョーマ
奈央「じゃあこれを使って見極めたらいいね!リョーマやるじゃん!」
越前「頭撫でないでくださいよ」
奈央「生きるのに必要なものは、食料、水、そして……友情じゃけぇ!」
真由美「友情!?燃料だよ!」
奈央「真由美は友情を無下にする気!?ウチと今までの友情はお遊びじゃったと言うんか!」
真由美「話が反れる!」
手塚「…………。」
奈央「ウチのボケ無視!?」
こうして明日から手分けして調達及び、先生方の捜索をする事となった。
手塚「あと2時間程で日も暮れる。今の内に夕食の準備に掛かろう」
奈央「……真由美、頑張れ!」
真由美「ちょ!奈央も手伝ってよ」
奈央「なんじゃ、恵利華には手伝ってなんか言わんくせに!」
真由美「あのねぇ」
忍足「………」
向日「侑士?どした?」
忍足「いや、姫さんて料理作ったりするんかなって…」
真由美/奈央/向日「え?」
忍足「いや、なんでもないわ」
奈央「お、忍足……?」
真由美「………。」