26.合同合宿2~男、跡部景吾
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切原「とりあえず飯っすね!」
向日「話はよくわからなかったけどなッ!」
真由美「……ははは」
和恵「やったー!」
跡部「チッ、しょうがねぇ奴らだ。全員食堂に集合。食事にするぞ」
丸井「やったぜ!行くぜ和恵っ」
和恵「やっほぃ!」
『タタタタ……』
忍足「…なんやコンビみたいやな…」
跡部「食事が終わったらミーティングだ。今後の事について決める」
跡部の言葉に恵利華を呼びに行く奈央。
こうして食事をとる事になった。
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和恵「っはー!お腹いっぱい」
芥川「俺もぉー」
跡部「さて、これからどうするかだが……」
大石「まず、先生方を捜さないと」
桃城「食料も確保しないといけないっスよ」
跡部「そうだな……だが、全員が一緒に行動するのは効率が悪い。ここは、グループを二手に分ける」
幸村「二手に?」
跡部「ああ、この合宿所を中心として、北半分と南半分に分けて、それぞれを探索する」
真田「ふむ……見た所、北側は山がちで、南側は海岸が目立っていた様だが」
跡部「ああ、ま、仮に山側と海側って分けておくか。」
和恵「なんか楽しいそー!」
恵利華「和恵、合宿に来たって事忘れないでね」
和恵「う…」
柳「バラバラに行動するよりは確かに効率は良さそうだな」
跡部「うまい具合に合宿所も海と山、2つの場所に分かれた形になっているしな」
菊丸「で、誰が山で誰が海のグループになんのさ?」
跡部「行きたい方に行けばいい。……手塚、お前は山側のリーダーをやってくれ」
手塚「わかった」
向日「…おいおい、自分が海側のリーダーなのは決定事項かよ」
和恵「べーさんだもんね…」
忍足「跡部やもんな」
真由美「あはは…」
その時………
「ちょっと待ってもらえますかね?跡部くん」
視界に紫色のユニフォームが目に入ると、跡部の眉間が寄った。
跡部「なんだ、木手」
問いかけに、全員の視線が集まる。
木手「我々の事を無視して、色々と勝手に決めている様ですがね……我々比嘉中は、キミ達と一緒に行動するとは一言も言ってませんよ」
恵利華「………。」
跡部「ほう……ならどうするってんだ?」
木手「当然、別行動をとりますね」
奈央「……あんたら、さっきから一体何考えとるんじゃ、この非常時に」
キッと比嘉中を睨んだ。
平古場「非常時だから言ってるんばぁよ」
木手「ここの環境は沖縄に近い。つまり、俺達にとってはホームグラウンド。海の恐ろしさをよく知らないキミ達の指示に従うのは、逆に危険だという事ですよ」
奈央「それなら、協力し合うのが仲間じゃないん?」
甲斐「仲間?誰が…」
奈央「……要は、ウチ達は足手まといだと言いたいみたいじゃな」
木手「端的に言えばそうなりますね」
跡部「自信満々だな……いいだろう。お前達は好きにやれ」
真由美「跡部…」
いいの?と真由美
跡部「協調性の欠片もねぇ奴らを無理矢理従わせた所で、空中分解するのは目に見えてるからな」
木手「フッ……物わかりがよくて、助かりますよ跡部くん。では、我々は少し離れたロッジを使わせてもらいます」
『タタタタ………』
恵利華「………。」
To be continue...
2010/12/2